塗装の際はいつも写真を撮っている余裕がないので、いきなりこの状態です。
土台に置いているのはダイソーのスキレット(角型)です。鋳鉄製で、庭に置きっぱなしにして灰皿がわりにしてたら真っ赤にサビてしまいましたが、ウエザリングの参考にしようと思い、泥を擦り付けたうえでジャリジャリこすったあと洗って泥を落とし、かるくウエスで磨きました。
スコープドッグは「オキサイドレッド」のサフを吹いた後、関節や装甲裏にフラットブラックを吹き、うるさくならないよう、少しだけシャドウを吹き、その後
グリーン部分だけを濃緑色(川崎系)で塗装。
バイザー部はオキサイドレッドの上に直接シルバーのペイントマーカーをパレットに出したものをいったん筆につけてドライブラシ(カメラは普通に筆塗り)
腹部や上腕の白っぽいところは100均のアクリルガッシュに、同じくアクリル絵の具のグリーンを少し混ぜて筆塗りです。均一にきれいに塗ろうとすると弾いてしまいなかなかうまく色が乗りませんが、濃い目でドライブラシっぽく着色していきます。
グリーンの部分は褪色を表現したかったので、再度低め、明度高めの緑色をアクリルガッシュで作り、ドライブラシというかウオッシングというかで塗りつけましたが、屋外に置いてある銅像がサビて緑青色のサビが出たみたいになってしまいました。
銅像感が出てしまった。
元祖装甲騎兵
元祖装甲騎兵 楠木正成像 リボルテックとかで出ないでしょうか・・
大仏みたいになってしまったのを鉄に戻すため、赤さびや黒でオイル汚れを施していくうち、汚しすぎになってきました。
何年も放置されていた設定で作りたいわけではなく、現役で活躍中の姿にしたいのですが・・
手前はウエザリングが進みすぎ、奥のタンクぐらいのイメージかな。
太ももや腹部などの白いところの参考に・・・
こちらはバリバリの稼働状態です。
ふむふむ・・・
ほう・・・
なるほどなるほど・・・
・メルキアは酸性雨がひどい
・百年戦争末期で塗料も不足気味
(緑が足らなくてラッキーストライクのパッケージも緑から白になるぐらい)
最前線で最低限の補給で継戦中で、洗車もできない状況
というシチュエーションにしておきます。腕前のいいパイロットで被弾もせず、
塗装の劣化だけが進んでいるというオレ設定です 笑
早々に破壊される新兵の機体から頂戴できるのでカメラとライフルだけはいつも新品に近いものを使っていることにしましょう。
バイザーを外した状態。ウエザリングしていない元のグリーンが良くわかります。
下地のオキサイドレッドが少し出てきて、グリーンとブラウンのようになっています。
墨入れなどを行い、大仏感はなくなってきました。
どんどん経年は進んでいるようですが・・・
レンズの部分は一番奥のところにクリアグリーンを入れ、上からHアイズの5.5㎜を入れてやります。レンズ効果で拡大され、正面から見ると全体が緑のように見えます。
斜めから見ると緑は見えなくなり、レンズ事体は透明なことがわかります。
クリアブルーなどで少しだけ着色してもいいかもしれません。
赤外線レンズのサイズにあうHアイズが無いので、ダイソー光硬化レジン
を使って自作に挑戦します。
塗料皿にちょんちょんと出して、そのまま硬化させます。
大成功!
ん?
よく見ると、穴に収まらず、フレームの部分と直径が同じになっています。
もう一回り小さいレンズが必要ですが、これはこれでよしとします。
クリアブルーのレジン液もあったので、メインレンズも試します。
こっちはジャストサイズ。正面からは青緑、
斜めからはブルーに見えます。
これはいいです!わざわざHアイズを買う必要がなかったかも。
レンズは緑と思っていましたが、青緑っぽいですね。
カメラに色が入ると、スクラップ感が一気に薄らぎ、「実働状態」という感じがぐっと出てきました。バイクでもそうですが、車体がどんなに汚れていてもチェーンやヘッドライトがきれいだと不思議と早そうに見えるのと同じようなもんでしょうか?
続いてライフルの塗装やコクピット内部、ターボザックや武装類を作っていこうと思います。パラシュートザックもスクラッチしたいですが、1/20用に作ったばかりなので今後の楽しみにとっておきます。
せっかくだからジオラマ用にターボカスタム用の脚部も作ってみようかと思います。
PF版のスコープドックも組まないとですね。
ブルーティッシュにとられた「右腕」とマシンガンの予備弾倉を作る必要もあります。