2019/07/20

KUOTA KORSAとわたし

KUOTA KORSA 2013-2014 

ロードバイクを買って5年間乗り回しているKUOTA KORSA(クオータ コルサ)について今更ですがご紹介します。

KUOTAってどんなメーカー?
 2001年創業のイタリアのメーカーで、元は1992年創業のカーボンフロントフォークの会社だったそうです。
 カーボンのロードバイクを得意としていて、(現行ラインナップはカーボンのみ)
全ラインナップのモデル名が「K」で始まるのが特徴?です。
 コルサ等、普通は「Corsa」なのですが、無理やり「Korsa」にしちゃってます。
2018年、2019年はフランスのコフィデイスというチームがKUOTAに乗ってツールドフランスに参戦しています。
箱根学園の副キャプテン黒田雪成 画像のモデルはKOBALTですね

KUOTA KORSA Tiagra 2013モデルの特徴

KUOTAの超コスパ・万能エントリーモデル KUOTA KORSA
 KUOTAのエントリーモデルとしてそれまでのアルミ製「KORSA Lite」に変わり2013年に発売されたのがフルカーボンで定価16万円の「KORSA」です。
 
KUOTA KOMに似たオーソドックスなフレーム形状
KUOTAといえばKHARMA等のエアロ形状のフレームがイメージされますが、
KORSAの形状はKUOTAにしてはオーソドックスな形状です。

 通常、ロードバイクのエントリーモデルは初心者が楽な乗車姿勢を取れるよう、ヘッドチューブが長かったり、スローピングがきつめだったりして、「一目でエントリーバイクとわかってしまう」ことが多いのですが、KORSAは一見するとKOM等のハイエンドモデルと見間違うほど形状が似ています。
カーボンディープホイール&カーボンサドル&カーボンハンドルの中華カーボン3点セット
ほとんどホリゾンタルのトップチューブと、太めのダウンチューブで、ある意味「KUOTAらしさ」の少なめの渋いルックスです。
 もちろんフレーム重量は1130グラムもあり、940gのKOMとは軽さも剛性も違うと思います。(乗ったことないので・・・)

KOM   King Of Mountain  名前は山岳王だが、オールラウンドなレーシングバイク



KUOTAと言えばこの形を思い浮かべる人も多い「KHARMA(カルマ)」
翼断面のシートチューブや流麗な曲面を多用した典型的なエアロロードバイク「KHARMA」カルマは価格と性能とルックスのバランスが良く大ヒットしました。

現在のフラッグシップ「KHAN」は今年のツールドフランスにも出場しています。
 現在のツールマシン「KHAN」も、見た目はKOMやKORSA寄りで、「KUOTA感」は少なめです。

現在のKUOTAでエントリーモデルに相当する「KOBALT」はヘッドチューブが長くスローピングの強い典型的なエントリーバイクの形状
KORSAの後継の「KOBALT」は、ヘッドチューブが高くなりスローピングも強くなって、エントリーモデル感が少し出てしまいました。

 KORSAのいいところ:
 完成車状態ではMサイズで8.6kgほどありますが、サドルとハンドル・ホイールの交換で現在7.5Kgほどになっており充分軽量です。
 また、説明では「ロングホイールベースで安定性重視」とか書かれていますが、ジオメトリを見てみると別にそんなことはなく、レースモデルのKougerなどと変わらない普通の数値になっています。

 カーボンのわりに丈夫
 ハイエンドのカーボンやアルミのロードバイクは、軽量でありながら剛性を高めるため肉厚を薄く、太いパイプにするため、落車や倒したときに簡単に破損するそうです。
 KORSAはカーボンの肉厚もそこまで薄くはなさそうです。さすがに一番直径が大きく、過度のまるい四角形状のダウンチューブ側面を指で強く押さえると少しへこむのがわかります。

 カーボン柄の透けて見えるクリアスモーク塗装がかっこいい
 最近のハイエンドのバイクは塗料の重さを嫌って、つや消し(マット)塗装が多いですが、KORSAはつやありのスモーククリア塗装です。写真では黒にしか見えませんが、明るい光の下で見ると3Kカーボンの柄が浮かび上がり、「ああ、おれはフルカーボンの自転車に乗っているんだ感」を存分に感じさせてくれます。洗車もワックスがけも楽だしね。
 
よく見るとわかる3Kカーボン模様



2019/07/01

根ノ上高原ライド

6/23(日)

県道13号 → 狛犬 → 岩村町 → 根ノ上高原 → 中津川 
 → らっせい三郷 



中華カーボンハンドル 導入

中華カーボンハンドル 導入

エアロポジション時の前腕の置きやすさと、見た目の向上・軽量化・
エアロ向上を狙って 中華カーボン製のハンドルを導入しました。

おいでませポジション


仕上げはきれいです 重量220g

ケーブルは中通しではなく、ハンドル裏面の溝に通すようになっており楽です

この溝が剛性アップにも貢献しそうな形状です。


ハンドルエンドはカーボンの厚みにすこしムラがありますが、内側にバリなどは見当たりません

元のハンドルを外して交換します

交換完了

ブレーキアウターケーブルの長さを少し詰める調整を実施

ブラケット位置やハンドル角度を微調整完了後、バーテープを巻きます

エアロポジション時に前腕を置くので、ノンスリップタイプのバーテープ
KABUTOのBT-04をハンドル上部まで巻きました

旧Tiagraの触角を早くなんとかしたい

ハンドル交換してみての感想
【重量】
元々のアルミハンドル(DEDA)は計ってみると320gだったので約100gの軽量化
【振動吸収性】
土日雨だったこともあり20㎞ぐらいしか乗れなかったので不明。
カーボンかつハンドル上面がエアロ形状で薄くなっている分「しなり」があるかと思ったが、裏面にケーブルを通す溝がリブ状になっているせいか、しなりは感じられない。

【エアロポジションのとりやすさ】
ハンドル上面がフラットになり巾広くなっているため、前腕を置いたときの痛みは無くなり、当初の目的は達成できている。(長距離長時間は試せていない)
圧力が下がった分滑ってハンドルから前腕が外れてしまうと危険なので、グリップ力重視のバーテープにした。(OGK BT-04)

 ポジション等が決まる/STIを105かアルテに替えるタイミングでリザードスキンなどのハイグリップな物に変更予定。


オン キリキリバサラ ポジション

 このフォーム、横幅が相当コンパクトになり、お腹の空間に入ってくる空気もかなり減らせます。

 バーテープをステム近くまで巻いていれば上ハンに置いた腕は滑りにくい上に、
クッションで痛くなりにくいため、長時間、このフォームを維持しやすくなります。