2020/11/10

ドイツ戦車兵 小休止セット ペインティングその壱

Item No:35201 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.201

1/35 ドイツ戦車兵 小休止セット
1/35 SCALE GERMAN TANK CREW AT REST
1996年4月発売990円(本体価格900円) 

ドイツ戦車兵 小休止セットのファッションモデルみたいな親衛隊員のD氏の塗装を行っていきます。ダニエルサン 

軽くサフ→ダイソー艶消しブラック→軽くサフの最近のパターンです。

この状態でもカッコいいですね。

背中に影を背負い、哀愁漂う姿ですね

サフではなくエアブラシを使ってこのまま石像仕上げも面白そうです。

帽子を逆にするとちょっと韓流っぽくも見えます(イ・ビョンホン)


声のでかそうな国防軍下士官も同様の処理

対照的な二人ですね。

この角度からだと承太郎っぽいですね。下士官がスタープラチナ?
塗装持ち手を付けてみます。帽子はピットマルチで貼ってるだけなので簡単に脱げます。

ファレホ肌色を薄く下塗り

下地の影の部分を意識しながら赤茶色を塗っていきます

肌色を薄く重ねていきます。

ピキーン!白目を入れます。はみ出しはあとで上から消します。

白目の部分にしっかり色が入り込むように少し濃い目の白を入れます

ある程度はみ出した白目を修正した後、黒目(青ですが)を入れます

この時点ではビックリお目目です。

上下瞼を黒(ジャーマングレー)で書きます。漫画目です。
口元も相まってひょっとこ顔ですね。

すこしづつ白目のはみだしや上下まぶたを肌色で調整していきます。

肌の陰影を意識しながら少しづつ肌色を重ねていきます。



帽子をかぶった状態で不自然に見えないか時々確認しながら

うーん 左の白目黒目がすこし涙袋まではみ出してるか?


口元がすこしムスッとしすぎかも・・・




シブい・・・ あごのあたりの影になる部分に少しだけ青みを入れたり、頬に赤みを入れたりして人間ぽさを出していきます。

口元に不敵な笑みをたたえさせます。口をジャーマグレーで延長し、すこしだけ口角をあげます。モールドはある程度無視して力技です 笑 

 灼熱の日も. 凍てつく夜も 顔が埃に塗れんとも. 陽気なり我等が心

照明を変えたりしてチェック

顔は今日はいったんここまでにしておき、また後日冷静な目で確認して修正します




制服を塗装します。
なんだか「ドイツ親衛隊に変装したフランス人の大泥棒」になってきました。
バッカモーン!そいつがルパンだ!!

さーすがとっつあん 20世紀一桁だけのことはあるぜー

ばーれちまったらしかたねえ モンキーパーンチ!!
この写真だと999の車掌さんみたいですね 笑

この後リアルタッチマーカーで影を付けていこうと思いますので、ジャーマングレーに白をまぜて少し明度をあげ気味にしたグレーで塗装します。

ライダースジャケットのような形ですが革ジャンではなくウールなので、
「ツヤ感」が出ないように気を付けてハイライトやシャドウを入れていきます。
襟や肩章のラインを白で書き込みます。太くなりすぎたところはジャーマングレーで修正。
ファレホは下地を溶かさないので修正がやりやすいですね。

武装親衛隊の肩章の色は、箱絵を参考に赤白にしてみました。
襟章や帽章も手を入れていきます。

あんまり気にしだすときりがないので、色とかは適当にしておきます。

次はとっつあんこと、1900年代生まれの下士官を塗っていきます。

タミヤのフィギュアを作り出して知った「模型慕情」というサイトに、
武装親衛隊と国防軍の戦車兵ジャケットが明確に違っているという情報が載っていました。
確かに並べてみると、襟や前の合わせの部分の形が違っていますね。特に戦車と組み合わせたりすることは考えていないので問題ないのですが。

なんか国防軍と武装親衛隊ってドイツ軍とイギリス軍以上に仲が悪そうですね。 

ジョセフ&シュトロハイム 再び共闘(何と?)
サイボーグ化されているのでこの状態で走行中のジープに乗ってられます。

2部の時点で大佐に昇進していたので、SASジープが活躍していたころは少将ぐらいまでいっていたかもしれませんね。ウイキペディアによると1943年のスターリングラード戦線で戦死したらしいですが、この当時はまだ健在です。 


被写界深度の関係?で手前から奥まで同時にピントを合わせることができません。
被写界深度を「浅くする」アプリはいくつかありますが、反対に深くする機能を持ったカメラアプリはなかなかないようです。


S.W.H.S スーパーウッドハンドル/スタンド

 ガンプラやボトムズとかの時はあまり必要なかったのですが、タミヤのミリタリーミニチュアを作成するようになって多用するようになったおすすめのマテリアルというか工具というか、グッズがあります。

それは「木片」です。

一番活躍するのは百均の3センチ角の木材です。百円で10個入っています。


塗装するときは、回しやすいように角を取って丸くした木片を使用します。
完全に丸くしないのがミソです。
ワインコルクとかを使っている人もいますね。
3センチで足りない大物の場合は、マスキングテープで合体させます。

これを使う前は、適当なプラバンの切れ端に瞬着や両面テープで貼ったり、ペットボトルのキャップを使ったりしていましたが、木片を使うようになり持ち手やとりあえずの飾り台にもなり重宝しまくりです。

フィギュアの場合は0.8㎜の真鍮線を足に差して木片に固定します。
百均のケースに飾るときは両面テープや、↓のようなベースに接着します。

下からのアングルもバッチリ映りますね。スカートをはいたフィギュアもばっちりです。
たまにセリアで見かけます。シルバーとゴールドがありますが、
シルバーのほうが使い勝手いいですね。

ディスプレイケースに固定するときはピットマルチが使いやすいですね。

「ヒノキのぼう」ならぬ「ヒノキの角材」です。建築の端材ですが、2.5㎝×4.5㎝角で、長さは20㎝から30㎝ぐらいです。10年ぐらい前に子供の工作用に岐阜の山奥の道の駅で袋詰め放題で買いました。工作をする際の台替わりに使ったり、竹割なたの鞘をつくったり、砥石の台にしたりいろいろ重宝します。穴を開けて針金を差し込み、はんだごての台にしたりととにかくなんにでも使えます。まだまだ残っています。

4.5㎜、3㎜、2㎜、1㎜など、いろいろな大きさの穴を開けておき、
塗装持ち手のスタンドとしても使っています。
このタイプも使っていますが、ヒノキのスタンドのほうが重さがあるので、安定します。

写真を撮る時の光の当たり方の都合や細かい塗装を行う際、対象を傾けたい場合が良くあるのですが、そういう時もこういった台があるとやりやすいですね。

車両などは動かないように固定する必要があります。

つまようじで動かないようにしてあります。


単純に、細かいパーツをちょっと置いておく台にする場合もあります。
実際には上から撮っているのですが、イギリス空挺兵のせいで垂直面みたいに見えますね。

ネットの凄いペインターの人なんかが使っている道具を見て、真似して
顔を塗装するときの持ち手を2ミリのアルミ線で作成してみました。
まあいつも顔を塗る時は胴体を持って塗ってますが 笑