2020/08/17

装甲騎兵ボトムズ 第1話 「終戦」

バンダイのブルーティッシュドッグのプラモデルを偶然入手、組み立てからにわかに始まった第三次ボトムズブーム(オレ内)

全話見返しました。(最初は本放送時、2回目は就職・結婚してレンタルビデオで、そして今回はネット上の動画です)

あらすじ

ギルガメスとバララント 2つの星系は、原因も定かではない戦いを100年も続けていた。

主人公のキリコ・キュービーは別の部隊から転属してきた新入りだが、小惑星の基地への攻撃で、相手も同じギルガメス軍なのを知って動揺する。

 いきなり10機ほどのスコープドッグが登場します。ガンダムの第一話で量産型ザクがコロニーに侵入するシーンを思い起こさせますが、ちがうのは主人公が侵入する側の一人ということです。侵入した先にも同じ型のロボット(色は紫色ですが)が複数待ち受けており、同型機同士で戦闘が始まります。TVで初回の放送を見たときは本当に驚きました。

 事前にアニメ雑誌などで設定画などは公開されていたのですが、見た目が本当にかっこわるく見え、あまり期待していなかったのを覚えています。設定画が正面からのものでスコープが単なる三つの〇にしか見えなかったことや、動いていない静止画だったので単なる頭でっかちのズングリムックリなロボットという感じでした。

 ところがアニメを見るとものすごくカッコイイので驚きました。

 回転する切り替え式のカメラといい、宇宙空間で戦闘するためのバックパック(ラウンドムーバー)、敵味方の武装のバリエーション(アサルトライフルを基本としているが、小型のサブマシンガン的なペンタトルーパーや、大型武器のロッグガン、ATが乗って操縦する自走砲みたいなものも出てきます。)

 第一話では宇宙空間が舞台なので、「ローラーダッシュ」が出てきません。また意外なことに「降着」のアクションもまだ出てきませんでした。

 一方、火薬の力で前腕を敵にぶつける「アームパンチ」は出てきていました。20年ぶりに見返すと、いろいろ記憶が改変されています。

 また、動画を見ていて気付いたのが、スコープのアップの画面でどうやら実写のはめ込みらしき演出があり、へえーっという感じです。

この後キリコは、謎のカプセルに入った謎の全裸美女を発見しますが、味方に裏切られ宇宙に飛ばされ、別の味方につかまってしまい拷問されますが脱出します。

 脱出するシーンでは生身のキリコのアクションがカッコいいです。ちょうどそのころ、「ランボー」が流行っていた時期で、その影響も少しあったのかもしれません。

 キリコは寡黙なイメージですが、このころはそうでもないです。AT攻撃隊の隊長から「うるさくてかなわん」と言われるほどしゃべっています。

 まあTV本編では全編そこまで寡黙でもないのは知っていました。後続のOVAなどでそういうイメージがついていったのでしょうね。

「俺の運命を狂わせたあの忌々しい戦争は、その日終結した。だがそれは何の意味も無い。あれを見た時から、俺自身の戦いが始まっていたのだ。果ての無い戦いが」

 放送当時、主人公機?のスコープドッグの1/24のプラモデルの出来がすごく良くて、感動しました。その前に放送されていた「ダグラム」も各部にパイプで手すりやカンガルーバーのようなパーツがあったり、敵メカの「クラブガンナー」や「テキーラガンナー」などの戦車に歩行用の足がついたようなメカ「コンバットアーマー」など、バンダイの出していたガンダムのプラモデルとは一線を画した路線で、SAK(スケールアニメキット)というシリーズ名で展開されていました。当時ガンプラなどのプラモデルに対し、戦車や飛行機のプラモデルは「スケールキット」と言われていましたが、ボトムズのプラモデルはスケールキットのようなディティールが魅力的でしたね。

 今見てみると、その10年前に発売されていたタミヤ戦車のプラモデル(2号戦車)のキットなどと比べてもディティールなどは比べ物になりませんが、ガンプラから入った中学生の私からすると、十分「リアル」な出来でした。

 ドライブラシなどの汚し塗装などはガンプラやダグラムなどのプラモデルの時からやっていましたが、エアブラシを使用し始めたのもボトムズからだった気がします。(吸い上げ式の簡易なものでしたが)

 

37年ぶりに完成させた1/24スコープドッグ
37年も前のキットですが、コクピットなどもリアルに再現されています。

胴体の幅を狭くして、上腕を短くしたぐらいでこのカッコよさ。
頭はウエーブのアップデートパーツの丸みの強いものになっています。

ライフルのストック部分などは、設定画などでは角ばっていますが、このキットでは曲線的になっており、設定とは異なりますがこちらのほうがカッコいいと思えるほどです。
最新のバンダイ1/20やウエーブの1/35も確実にタカラ1/24を参考にしていますね。

名作キットです。タカラがプラモデルから撤退した後もガレージキットメーカーの「WAVE」という会社が金型を借りるか買い取るかして生産が続いています。

 なにせボトムズの本放送時、このキットを作画の参考にアニメを作っていたそうです。
実は設定画と違うところも多いそうですが、アニメ、特に後半になってくるとどんどんプラモのほうに近づいていく印象です。

 今でもスコープドッグのイメージはこの1/24キットがイメージされます。私の中の記憶では、3部の宇宙/サンサ編以降は緑一色のいわゆる「スコープドッグⅡ」になったと思い込んでいましたが、今回全話見直したところ、クエント編からまたノーマルカラーのスコープドッグが大量にワラワラと出てきます。特にクエント駐留ギルガメス軍のノーマルカラー+パラシュートザック装備の機体はカッコいいです。

予告

ロッチナの手を逃れたキリコを待っていたのは、また地獄だった。

破壊の後に住み着いた欲望と暴力。百年戦争が生み出したソドムの街。

悪徳と野心、退廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、

ここは惑星メルキアのゴモラ。

次回「ウド」来週もキリコと地獄に付き合ってもらう。


2020/08/16

郡上八幡170km ボトムズのある風景


15日のお盆は朝5時半に出発し、郡上八幡に向かって走りました。
途中であまりにもボトムズっぽい建造物を見つけましたので写真を撮りました。
緑の塗装がいい感じにウエザリングされ、汚しもかかっています。


スコープドッグの塗装の参考にしようと思います。

郡上八幡の有名な子供が飛び込む橋です。

12mもあります。ビルの5階ぐらいの高さです。
「川ガキ」といわれる小学生の子供とかが飛び込むらしいのですが、
この日は飛び込む人は見かけませんでした。

上に立ってみましたが、絶対無理です。

あまりの暑さに、途中何回か川に入って体を冷やす&ウエアを濡らして気化熱で体を冷やしながら帰りました。(往復170km)
 

2020/08/14

ウエーブ 1/35 スコープドッグ 2 基本塗装

 いつもの事ですが塗装の際写真を撮っている余裕がなく、いきなり基本塗装完了状態です。

 

いつものように下地にオキサイドレッドのサフを吹き、その上から濃緑色(川崎系)とガルグレーを吹きます。

吹き具合によって下地のオキサイドレッドが表面ににじみ出てきたり吹き残しのところが赤茶色になりますが気にせず塗装します。
基本塗装しただけですが、すでにウエザリングっぽくなります。

カメラはペイントマーカーのシルバーを筆にとってベタ塗り、クリアグリーンとクリアレッドでレンズを塗ります。HアイズかUVレジンでレンズを後でかぶせようと思います。
マシンガンはまた後日塗装します。

せっかくの1/35なので同スケールの戦車や装甲車と並べたいと思い、近所のブックオフで2号戦車というドイツの戦車のキットも買ってきました。

 主砲の口径が20㎜と、スコープドッグのライフルの30㎜よりも小さい軽戦車ですが、ATと並べるにはちょうどよさそうです。

 戦車兵1体と、歩兵のフィギュアが4体もついており、お得感があります。改造してATパイロットとメルキア歩兵作りに挑戦したいと思います。


20・24・35・48各スケールで並べてみました。


アクティックギアもそのうち塗装したいですね。

ウエーブ 1/35 スコープドッグ 1

 ウエーブ 1/35 スコープドッグ

バンダイ 1/20・タカラ(ウエーブ)1/24を組み立て、参考資料としてボトムズ全話を見返しているうちにやはり1/35もそろえたくなり、ウエーブから発売されているスコープドッグレッドショルダーカスタムを買いました。

 コックピットが再現されているPS版が欲しかったのですが、Amazonなどでは販売しておらず、見つけてもプレミア価格がついてしまっております。

 バンダイスコープドッグのパラシュートザックスクラッチや、1/24の改造や製作などですこし自信がついてきたので、コクピットのスクラッチに挑戦したいと思います。

まずは普通に組み立て、塗装を行いました。

 

  タカラ1/24に比べると非常に組み立てやすいです。バンダイのキットと比べてもこちらは部品点数が少ないので、楽に組み立てることが出来ました。

合わせ目消しが必要なの肩アーマー、脚部の裾の後ろ、マシンガンだけでOKでした。

 タカラのキットを作っていた時は盛大なヒケに悩まされましたが、このキットは小さいこともあり、軽くやすりを当てるだけでヒケも消えてくれました。

おそらくもともとスコープドッグのデザイン的に考えられているのでしょうが、色分けも完璧で、塗装しなくても劇中のカラーに近い状態になりますが、このキットを買う層で塗装しない人はあまりいないのではないでしょうか。

思っていたよりも小さいです。放映当時にタカラの35分の1もいくつか作ったはずですが、その時のイメージよりも小さく感じます。

膝と胸のラダーパイプは細すぎてすぐ折れてしまいそうなので、1ミリのアルミ針金にて置き換えています。スケール換算で35㎜なので、ちょうどいい太さです。

 アルミパイプなので曲げやすいので楽ですが、その分変形しやすいので接着したあとは気を使います。(ドライブラシ程度では変形しませんが)

 肩のシャックルも1㎜のアルミ線で作りなおしています。

アンテナの置き換えは定番改造だと思いますが、折れたときでいいかもしれません。

バンダイ・タカラのも今のところプラのままです。

2020/08/08

タカラ 1 /24 キリコ・キュービー 塗装

鬼門のキリコのフィギア塗装を行いました。
前回は肌色をエナメルで塗りましたが、今回は失敗時のリカバリがしやすいよう肌色はラッカーのキャラクターフレッシュで塗り、白目をエナメル白で書き込む作戦です。
だいぶ年齢が下がったように見えますね。熱血ヒーローみたいになってしまいました。
キリコの弟分のキリ次郎(14歳)

すべてに疑いをもたず・・・

支配されることを別に拒まない・・・
にもかかわらず・・・
やつの力は抜きんでてなかった。
危険すぎない・・・
キリ次郎はあまりにもッッ!!
普能者キリ次郎
アニキここは俺に任せといてくれ・・・
バンダイキリコがイラっとしてます。


使う色が同じなので、乾燥待ちの合間にアクティックギアのバイマンもコックピットと一緒に塗装してみました。成形色が緑だったので、先にコックピット内のメカ色(ガルグレー)で塗り、後からラッカーのオレンジ、エナメルのブラウンで塗っています。

ムーザ:「自分だけ汚たねえぞバイマン!こんな奴と一緒じゃ戦えねえ」  

グレゴルー「心配するなムーザァ 俺らもそのうちカラーになるって」ムーザ「そう発表されただけだ!あてにならねえ!」
今回、ダイソーの「使い捨てパレット」を使用しました。
たくさんの色を少しだけづつ使うときは便利ですね。
エナメルの溶剤で溶けるかな?と思いましたが、大丈夫のようです。

こうなると1/35がぜひとも必要ですね・・・
ノーマルのスコープドッグを組むためにはウェーブのレッドショルダーカスタムを買うしかないのですが、ST版はあるのですが、PS版はあったとしてもプレミア価格になっちゃっています。ST版を買ってコクピットとパイロットを自作するしかないのか!
 バーグラリドッグならPS版が入手可能なので、そっちをノーマルに改造する手もありますね。1/24のスコープドッグみたいにノーマルにも組めるようになってないでしょうか。
 
 タスクがどんどん積みあがっていきます。
・PF版1/20スコープドッグの製作(右腕パーツ作成)
・1/24用追加武装・ターボザックの製作
・1/24ターボカスタム用の脚部パーツ製作と差し替え加工
・1/24パラシュートザック自作

アクティックギアの改修(合わせ目・肉抜き穴修正など)・塗装 × 3
ST版のレッドショルダーカスタムもいつまで入手可能かわかりませんので、とりあえず確保
しておこうと思います。




2020/08/07

タカラ&ウエーブ 1/24 スコープドッグ パイロット搭乗

例によって塗装中の写真はありません。
結局元の酸素ボンベは削り落とし、エポパテで作ったものを取り付けました。
元のボンベの位置の関係で取り付け位置が少し上すぎ、ホース短すぎのような気もしますが、まあOKにしときます。

「よう!調子どう?」
針金を差し込んで固定しているだけで接着していないので、挨拶できます。
サンライズ ロボットセレクション+アクティックギア ターボカスタムと並べて
6人中隊です。ボーイスカウトの「班」の編成ですね。
タカラウエーブ班長、バンダイ副長、アクティックは2級スカウト、セレクションは初級スカウトです。

アクティックギア ターボカスタムはTRSSの3機セットで、キリコ機以外の3機が入っています。
昔たぶん定価?以下で買ってグレゴルー機だけ組み立てておいたのですが、今回塗装の乾燥待ちの間にバイマンとムーザのも組み立てました。
 今アマゾンで買うと9780円もします。 キリコ機単体はなんと!一機で7800円もします。
しょうがないのでキリコだけサンライズロボットセレクションのノーマルスコープドッグです。

これから、追加武器類とターボザック、余剰のターボカスタム足パーツなどを組み立てていきます。
 ターボカスタム用のザックで済まそうと思いましたが、やはりパラシュートザックが欲しくなってきました。
ターボザックもかっこいいですが、パラシュートザックのほうが戦場の空気感というか生活感というかが漂っていて好きです。



タカラ&ウエーブ 1/24 スコープドック コクピット内塗装

パイロットのマスクが硬化するのを待っている間に、コクピット内のシートなどを塗装します。
中に組み込む前に外して塗装しています。コクピット内は本来は落としたものとかが見つけやすいように明るいグレーとかで塗装されていると思いますが、下地のサフ(オキサイドレッド)のままです。戦時急造品なのでさび止め塗装のままということで。
メカ色はガルグレーに青を少しずつ足してそれらしい色になったら筆で塗装
パイプとかは銀色にしようか迷いましたが、たぶん実機は塗装されているはずだしそんなにはげる場所とも思えないのでガルグレーをそのまま塗ってあります。腹部ハッチのパイプは泥靴で踏んづけるので剥げるしサビるはず。
 シートはタミヤエナメルのブラウンをそのままです。
リアルタッチマーカーで適当に墨入れ、汚しをして、シートは少しだけドライブラシをしてシボが目立つようにしています。ヘッドレストはハッチと干渉しやすいと思いましたので裏側を少し削って調整しています。