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2025/03/26

「いつかはTIME」という夢

「いつかはTIME」という夢 GPT-4o パスティージュコラム

城南島の朝日 右のほうに映っているのは羽田空港

自転車乗りの間には「いつかはTIME」というフレーズがある。知らない人にとっては単なる言葉のように聞こえるかもしれないが、これには深い意味が詰まっている。その響きには、自転車フレームという世界における最高峰への憧れ、そしてそれに匹敵する尊敬が含まれている。

ISPを除けばほぼオードソックスな形状。

TIMEというブランドは、ただ高価であるとか、高性能なだけで憧れられるものではない。むしろ、このフレーズが表すのは、自転車乗りたちがTIMEという名前に抱く感情の特別さだ。これは単純なプロダクトへの評価以上のもので、乗る者の夢、哲学、情熱すら体現しているのだ。


フレーム販売のみ、パーツや変速機構はくみ上げていく必要がある。

TIMEが特別である理由

TIMEが自転車乗りたちにとって特別な存在であるのは、その製造工程、素材、そして哲学に基づいている。生まれながらのカーボン技術に代表されるように、このブランドは品質を何よりも重視する。よく知られているように、TIMEフレームは自社でカーボン素材を製造し、それを一つひとつ丁寧に組み上げている。このようなプロセスを採用しているブランドは、現代では極めて稀だ。

たぶんシマノの「最後のリムブレーキ対応電動コンポ」アルテグラR8150
フロント、リアのブレーキケーブルと電動コンポのケーブルが露出。
 
シートチューブには「無限を表す∞(インフィニティ)」記号や「メビウスの輪」を想起させるアイコン、モデル名の「Fruidity」と、「Endurance Series」の文字


ほとんどの自転車フレームメーカーは、コストや効率を重視して素材供給や製造を外部に委託している。その中で、TIMEは一貫して「自社製」にこだわり続けている。原材料の段階から製品を生み出すこの姿勢は、製品に対する絶対的な自信とプライドを表している。そのこだわりが乗る側に伝播し、TIMEへの絶対的な信頼感を生んでいるのだ。


シートステーはラグ構造のようになっているシートポストとトップチューブに差し込まれる。集合部分は縦横に複雑な形状になっている。


憧れと所有体験

チェーンステーも縦横の複雑な組み合わせの形状になっている。内側は赤色に塗られている。フレームのエンド部分は金属製。

「いつかはTIME」という言葉には、手に届きにくい対象への強い憧れが込められている。TIMEフレームは決して安価ではない。それどころか、簡単に手が届く価格帯ではないことが、この言葉の背景を支えているともいえる。そしてまた、その希少性と価格ゆえに、オーナーとなった瞬間の高揚感は想像に難くない。それは単なる高価な物を手に入れたという満足感ではない。むしろ、それまで積み上げてきた努力や年月への報酬であり、自分自身に対するご褒美だ。


実際にTIMEフレームを所有している人は、ほとんど例外なくそれを誇りにしている。もちろん表向きには謙虚な態度を保つ人もいるが、その内側では、「自分はこれに乗るにふさわしいライダーになった」と胸を張っていることだろう。その感覚は、自転車乗りにとっての一つの到達点であり、象徴である。

トップチューブのヘッド近くには特徴的な「コブ」が設けられている。ZXRSやIZONには存在したが、現行の「Alp'duez」や「Scyron」には存在せず、Fluidityにのみ残されている。


TIMEが語る未来

ISPシートポストの内径は31.7mm径の円形なので、一般的なシートポストをカットして使用することも可能。
あまり深く入れることはできない。

TIMEフレームへの憧れは、同時に自転車そのものへの情熱を深める行動を促進する。多くの人は、TIMEを目指す過程で、自転車という趣味との関わり方を再確認し、自分のライディングスキルを磨いていく。

フロントフォークはActivではなく、シンプルなノーマルフォークだ。今となっては軽量性に優れるノーマルのほうが良いと思う。


「いつかはTIME」と言う人たちは、単純にそのフレームが欲しいだけでなく、ライダーとしての自分を成長させたいという願望を持っている。それは、自転車文化がただのモノ消費で終わらないことを示しているのではないだろうか。TIMEという存在が自転車乗りにとって高みを目指すモチベーションを提供してくれる。それがブランドとしてのTIMEの最大の価値ではないだろうかと思う。


Time純正のカーボンボトルケージが2個付属する。
フレームだけの状態で、Timeのチューブ形状の筋肉質な複雑さが良くわかる。

まとめ

「いつかはTIME」という言葉は、自転車乗りが時間をかけて身に付ける夢の象徴だ。そのフレーズには、単なるブランドへの憧れを超えた多くのことが込められている。TIMEフレームに込められた哲学やクラフトマンシップは、それを愛する人々を形作り続けている。

かつて「いつかはTIME」とつぶやいた人が、いつの日かTIMEフレームにまたがる日。その日の感情は、もしかするとその人にとって自転車人生の中で最も輝く瞬間となるだろう。しかしその瞬間に至るまでのプロセスを楽しむことこそ、真の自転車乗りとしての美学なのではないだろうか。








 TIME「Fluidity – Endurance Series」

製品説明(Product Description)

滑らかに、遠くまで。
Fluidity – Endurance Series は、TIMEのクラフツマンシップが生んだエンデュランス系ロードバイクの決定版です。
独自のカーボンラミネート構造により、ペダル一踏みに対してしなやかに反応しながらも、長距離を支える剛性と快適性を兼ね備えました。

フレーム設計は、ライダーの身体と路面のリズムが調和する「流動性(Fluidity)」を追求。しなやかさと安定性を両立し、峠道でも石畳でも、ライダーの意志を淀みなく伝えます。

赤い∞(インフィニティ)マークは、「限りない走り」「止まることのない旅」を象徴。まさに、長く、深く、そして美しく走り続けるための一台です。

ブランドストーリー(Brand Story)

TIME — Endurance Reimagined.
フランスの精緻なエンジニアリングと芸術的な感性が融合したブランド、TIME。その名は、ただ速く走ることだけではなく、
「時間をかけて走る価値」を知るライダーに寄り添います。

「Fluidity – Endurance Series」は、TIMEのクラフトマンが受け継ぐ哲学、「素材に命を与える設計」の真髄です。
厳選されたカーボンファイバーを時間をかけて編み込み、ライダーと一体になるような乗り味を形にしました。

そしてそのフレームに刻まれた赤い∞マーク。
それは、限界の先へ、終わりなき旅へと挑む意思の象徴。
一台一台が「走る芸術品」であり、「流れるような時間」を形にするものです。

ただの道具ではない。TIMEは、時間とともにある相棒。
その走りには、未来へと続くストーリーが宿っています。


2024/09/20

9/19 バーテープまき直し 上巻に初挑戦

 

今週初めにプチオーバーホールを行いましたが、ハンドルの肩の部分のバーテープがだいぶすりきれてきていましたので、まき直します。去年も9月に巻きなおしており、だいたい一年に一回ぐらいのペースですね。

今回はいつものOGKBT-04ではなく、Noguchiのやつにしてみました。

今までは下から巻いていましたので、ハンドルの上側の終端の処理は、
Nittoのビニールテープ+フィニッシュテープです。

YouTubeで上巻の方法をいろいろ見て予習し挑戦。
上巻きのいいところはフィニッシュテープなどが不要なところなのですが、無ければ無いで一抹の寂しさも感じますね。


一応成功!短期間で緩んできたりズレたりしなければいいのですが。






2024/09/17

9/16(月)朝活 スラッシュキャット 羽田空港 ロードバイク簡易オーバーホール

 

夜明け前に城南島到着。幻想的な景色です。


日の出自体は雲に覆われていて見ることができませんでした。 





ちびはいつもは目つきが鋭いのですが、木に登っているときは暗いからなのか瞳孔がひらいていてかわいいです。



タカちゃんを撫でていたらズバッと引っかかれました。
水道水で良く洗って、アルコール脱脂綿で消毒しておきます。

曇っていて涼しいので多摩川でも走るか―と思い一旦多摩川に出て羽田空港まで行きます。

雨がけっこう降ってきたので帰宅。

昨日からクランク廻りからチャリチャリ音がするようになってきました。
チェーンの油切れかな?と思って昨晩注油したのですが改善しませんので、
久しぶりにチェーンリングやBBを外して洗浄&グリスアップを行いました。
昨年Di2を組みつけてからほぼ一年ぶりとなります。

ボトムブラケットはKCNCの左右締結タイプです。

ベアリングのダストシールも外してみたところ、元のグリスも全然汚れておらずきれいなものでした。ただグリスの油分が抜けてしまっているような感じでしたので、耐水グリスを詰めておきました。


Di2になってからリアディレイラーも簡単に取り外せるようになったのでプーリーなどもきれいにしておきました。

フレームだけになったところで、チェーンステーの保護のビニールテープや、チェーン落ち時にフレームが傷つくのを防止するためのアルミプレート(アルミ缶を切って貼っているだけです)を交換します。アルミプレートは何回かのチェーン落ちで大きく傷がついており、ガードとしての効果はあるようです。おかげで本体は無傷です。

フレームはボトルケージなども外して洗浄し、丁寧に磨いて簡易ガラスコートでピカピカにします。


お試しサイズ70mlですが、ロードバイクのフレームであれば充分な量です。







2024/03/15

3/9(土) ファンタム・スロープ!都内で一番の激坂「まぼろし坂」にチャレンジ

単身赴任で東京に来て、いつか挑戦しなければと思いながら制覇できていなかった「まぼろし坂」にチャレンジしてきました。

都内で一番の激坂!最大勾配29%の斜度があるそうです。今住んでいる場所から1㎞もありませんのでいつでもいけると思い、気が付いたら3年近くたっていました。

まずは小手調べに、家からすぐのところにある「品川神社の坂」を上ります。
昨年UltegraDi2化しましたが、リアのスプロケは105のリア34Tですので楽々です。
それまでの11速の105の28Tでもなんとか登れていました。ちなみに岐阜においているBomaは今10速Tiagraですので25Tの漢ギアです。

まぼろし坂への行き方がよくわからず、この階段の上に出てしまいました。
ここもスロープがあるにはありますが・・・40度ぐらいありそうです。

なんとか正規のルートで登頂成功。やはり斜度はすごくきついですが、距離が短いのでまあ問題なくクリアできました。路面が濡れていたりすると厳しいかもしれません。

登り切った上から。ふつうにママチャリ?電動自転車?がすごい勢いで下っていっていました。

登頂終了後、五反田のほうに向かっていくと、おシャンティな自転車屋さん発見。
あとでネットで調べたところ、Bike De La Rocha(バイクデラロッチャ)というお店で都内に3店舗ほどあるようです。

クロモリいいですねー ジュルリ。

Time Fruidity 最新の姿。