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2026/10/11

ハッピーハッキングキーボード HHKB(Happy Hacking Keyboard)と、インスパイアキーボードたち

 HHKB ハッピーハッキングキーボードについて。

 HHKB Lite 2 を18年ぐらい使用していて全く不満が無かったのですが、基盤の故障?で使えなくなり、その後いろいろなキーボードを購入しています。

自作PCを作って使っていた2001年から18年間使用していた「HHKB Lite 2」

HHKB(Happy Hacking Keyboard)は、株式会社PFUが販売している高級コンパクトキーボードで、1996年から発売されているとのことです。

私が最初に存在を知ったのは、2001年ごろに自宅で使用していた自作PC用に購入した「Lite2」というモデルを購入した後で、HHKBの存在自体は知らず、見た目のカッコよさといかにも打ちやすそうな外見にひかれて購入したものです。

その頃は「英語配列とJIS配列」の違いも知らず、「なんか表示されているキートップと入力される記号が違うなー」と思いつつ、PCの設定は日本語キーボードのまま利用していました。会社のパソコンは日本語配列で使用していたということもあります。

HHKBの最大の特徴である「静電容量無接点方式」のスイッチではなく、一般的なキーボードで使用されている安価なメンブレン式のキーボードで、配列自体も少しだけ変わっていて、
HHKBには存在しないカーソルキーと、左下にもレイヤーを切り替える「fn」が存在するところです。

キーのうち心地に関してはそんなに違和感なく普通に使っていましたが、とにかくデザイン、
オレンジっぽいキートップの印字や、コンパクトなデザインなどは気に入っていました。

カーソルキーもついてましたが、fnキーと「:”{?」キーの組み合わせによるカーソル移動のほうが便利で、結局右下のカーソルキーは外して蓋をしてしまっています。

2018年にそれまで使っていたLite 2 が壊れた際、買いなおそうと思ったのですがすでに廃盤になっており、本家のHHKBは当時でも2万5000円ぐらいしましたのでちょっと躊躇して、結局はNIZのAtom66というHHKBにインスパイア?キーボードを購入しました。

HHKBと同じ「静電容量無接点式」スイッチ
Bluetooth(ブルートゥース)による無線接続
自由にキーマップが設定可能
キーキャップを一般的なメカニカルキーボードのものが利用可能
価格がHHKBの半分程度

「HHKBにこんな機能があれば」という機能がすべて実現されている夢のキーボードです。
キー配列をHHKBと同じようになるようにマップを編集して利用しています。
現在も販売されていますが、3万円超と、HHKBと同価格帯になっていますね。


キーキャップが一般的に入手しやすいChrry軸のものが利用可能。
別売りのキーキャップに変更し、現在は岐阜の自宅でテレワークする際に使用中。

左右分離式自作キット「7sKB」こちらはHHKBを左右分離式にしてみたら?
という発想で作られたキットで、現在私がメインで利用しているものになります。

自作だけあって愛着もあり、キーキャップを交換したりしながら、7年間ほど使っています。

こちらは品川のオフィスで使用するために購入した、Ajazz AKS068という、メカニカルのキーボードです。ハの字に開いた配列が特徴で、左右分割キーボードでよくどっち側に付けるかもめる「B」と「6」はうまいこと中立の位置に配置されています。

キースイッチとキーキャップは取り付けられておらず、届いてから自分で取り付けるという、めずらしいパターンです。

HHKBなどの60%の右側に一列追加したいわゆる「65%配列」ですが、
私は右側の一列や右下のキーは不要なのでスイッチごと外しています。
右上のロータリーエンコーダーは音量調整に便利なので重宝しています。

 最近購入した磁気軸式のキーボードDAREU EK60 HE 
HEはHall Effect(ホールエフェクト / ホール効果) の略だそうです。物理学の「ホール効果」という現象を利用した(磁気センサースイッチ)を搭載していることを意味しています。

レイアウト自体は「Pokerレイアウト」と呼ばれるものです。バックスペースやShiftはこんなに長くなくてもいいんで、その分キーを入れてくれるか、横幅を詰めてくれればよいのにと思いますね。
左右下の角のキーも利用することはありませんので、スイッチごと外しています。
このキーボードは配列を変更できるのですが、「fn」キーなどが変更できませんので、
もともとついていた黒いキーキャップに交換して目立たなくしています。



HEはHall Effect(ホールエフェクト / ホール効果) の略です。
これは物理学の「ホール効果」という現象を利用した磁気スイッチ(磁気センサースイッチ)を搭載していることを意味しています。

💡 ホールエフェクト(磁気)スイッチの仕組みとメリット

従来のメカニカルキーボードは、金属の接点が物理的に触れ合うことで入力を検知していました。それに対してHE(磁気)スイッチは、磁石の距離の変化(磁界の強さ)をセンサーが読み取って入力を検知します。
これにより、以下のような圧倒的なメリットが生まれます。
• ラピッドトリガー(RT)が可能に: キーが戻り始めた瞬間にリセットし、押し込んだ瞬間に再反応する「超高速の連打」が可能です。FPSゲーム(ValorantやApexなど)でキャラクターをピタッと止める「ストッピング」が劇的に速くなります。
• アクチュエーションポイントの自由な設定: どの深さ(0.1mm〜4.0mmなど)まで押したらキーが反応するかを、ソフトウェアで1キーごとに極めて精密にカスタマイズできます。
• 圧倒的な高耐久: 金属の接触がないため摩耗しにくく、1億回以上のタイピングに耐えるなど、従来のスイッチよりも寿命が非常に長いです。
ゲームの世界で「HE」がついているキーボードは、「最新の超高速な磁気スイッチ(ラピッドトリガー対応モデル)」という認識で間違いありません。
DAREUのキーボードで、ラピッドトリガーの設定方法やFPSゲーム向けの最適な調整(アクチュエーションポイントの数値など)について詳しく知りたいですか?



2026/10/04

10/04(日) 磁気スイッチキーボードのキーボードキャップを交換 

  DAREU EK60HE 0.01mm ラピッドトリガー対応 ゲーミングキーボード のキーキャップを交換しました。

落ち着いた雰囲気で、会社で使っても違和感なさそうです、。


購入後に交換した透明なキーキャップ、光らせるとど派手でよかったのですが、
落ち着いた色のキーキャップに交換します。



Amazonで真面目?っぽいキーキャップを購入しました。

色違いも購入しました。会社で利用しているキーボードを変えるかもしれません。

キー数が非常に多く、大量に余ります。

段ボールに、プラスティック製のケースにきっちり入れられて届きました。




キープロファイルは、「CSAプロファイル」という聞きなれないものになっております。
紹介文章によると、
「CSAプロファイルに似た球面の凹みとレトロな見た目を持ちつつ、それよりもわずかに背が低く設計されたメカニカルキーボード用キーキャップの形状(プロファイル)です」
となっています。通常のCherryなどに比べると高さが高いようですが、今のところそこまで違和感はないですね。



真ん中が丸くへこんでいて、なんとなくレトロっぽい見た目になるかなと思って白とグレーにしましたが、白があまりにも白すぎて、どちらかというとモダンな見た目になりました。

もう少しベージュっぽいみためでもいいかもしれません。昔みたいにキーボード使いながら煙草をガンガン吸っていれば、そのうち黄ばんできていい感じになるかもですが、最近は室内ではタバコはすいませんし、電子タバコなのでそれもなさそうですね 笑


一番下段の左右はキースイッチごと外してしまいます。「fn」のキーも本当は外してしまいたいのですが、これを外してしまうとレイヤー切り替えができませんので不本意ながら残します。除去したキーの部分を埋めるプレートか何か作って貼っておこうと思います。

スイッチを外した部分にプレートを切って、貼ってはがせる接着剤のセメダインBBXで張り付けておきました。色は黒のほうがよさそうですね。また塗装するか、黒色のシートを張っておこうと思います。


ネットを見ていて、またよさそうなのを見つけてしまいました。

EPOMAKER Hack59 QMK/VIA HHKB 類似レイアウト ガスケット搭載ホットスワップ有線/2.4GHz/Bluetooth 5.0 ワイヤレス メカニカル ゲーミング キーボード 

無線接続が可能で、QMK/VIAでキーマップを自由に設定可能、Shiftキーの右にFnがある、
右上以外ほぼHHKBと同じキー配列が再現できそうです。価格も7,355円と、お手頃なので、
こちらも買ってしまうかもしれません。

 部屋を暗くして、イルミネーションをオンにしてみました。
キートップが透過式ではありませんので、見やすくはないですが、ゲーミング感はあります。


なぜキーボードなのか

プログラマやエンジニアが、毎日触れる道具にこだわる理由。


プログラマがキーボードに数万円使ったと聞くと、たいていの人は少し驚く。文字を入力するだけなら、千円のものでもできる。それは正しい。けれど、文字を入力することと、一日中文字を入力して考えることは、同じ仕事ではない。

キーボードを理解するには、それをコンピュータの付属品だと思うのをやめる必要がある。プログラマにとって、それは考えていることを、試せるものに変える道具だ。頭の中の考えは曖昧でも、その考えをコードにすると、コンピュータは曖昧な部分を容赦なく指摘してくる。

だからプログラミングでは、考える時間と入力する時間をきれいに分けられない。書きながら考え、消しながら気づく。ある関数の名前を打っている途中で、その関数がそもそも不要だとわかることさえある。キーボードは、完成した考えを運ぶだけの道具ではない。考えが完成する場所の一部なのだ。

もちろん、高価なキーボードを買えば、良い考えが浮かぶわけではない。そこは区別しておいたほうがいい。高価な包丁を買っても料理は上手くならない。しかし、料理を毎日する人なら、切れない包丁が何を邪魔するかは知っている。道具の価値は、何かを追加することより、何かを邪魔しないことにある場合が多い。

普通のキーボードにも、小さな不都合はある。少し遠いキー。押したつもりなのに入っていない文字。強く押さないと反応しないキー。どれも一度なら問題にならない。問題は、それが毎日起きることだ。靴の中の小石も、一歩だけ歩くなら大したことではない。

しかも、邪魔されるのは指だけではない。人は難しい問題を考えるとき、いくつもの条件を頭の中に置いている。入力の失敗を直すために注意が移ると、そのうちの一つが落ちることがある。修正にかかったのは一秒でも、失った考えを取り戻すにはもっと時間がかかる。

この点で、良いキーボードの目標は少し奇妙だ。存在感があることではなく、存在を忘れられることなのである。買う前には打鍵感や配列を熱心に比較するのに、使っているときには、それらを意識したくない。良い道具について考える時間は、その道具を使っている時間の外側にある。

ただし、何が邪魔になるかは人によって違う。軽いキーを好む人もいれば、はっきりした抵抗が欲しい人もいる。手の大きさも、姿勢も、使うソフトも違う。したがって、最高のキーボードを一つ選ぶことは難しい。最高の靴を一足選ぼうとするのと似ている。

プログラマが配列まで変えたがるのも、この個人差の延長だ。毎日使うキーが押しにくい場所にあり、ほとんど使わないキーが押しやすい場所にあるなら、入れ替えたくなる。多くの人はそこで慣れようとする。プログラマは、変更できないかと考える。仕事でも、そうするように訓練されているからだ。

ソフトウェアを書く人は、与えられたものをそのまま使うことに、あまり敬意を払わない。面倒な作業があれば自動化し、気に入らない挙動があれば設定を探す。キーボードだけを例外にする理由はない。キーの位置も、押したときの動作も、自分の仕事に合わせて変えられるなら変える。

そこには、小さな独立性もある。大きなシステムで働いていると、自分では変えられないことがたくさんある。製品の方針も、会議の回数も、古いコードも、簡単には変わらない。しかし、手元の道具なら自分で選べる。仕事のすべてを支配できなくても、仕事に触れる部分は整えられる。

経済的な理由も、見かけほど不合理ではない。毎日何時間も使い、何年も持つ道具なら、購入時の価格だけでは判断できない。ほとんど使わない機能にお金を払うより、毎日感じる小さな不快さを減らすために払うほうが、合理的なこともある。使用頻度は、値札には書かれていない。

とはいえ、ここから「優秀なプログラマは高いキーボードを使う」という結論を出すのは間違いだ。安い道具で素晴らしい仕事をする人はいくらでもいる。そして道具を選ぶことは、ときどき仕事から逃げる便利な方法になる。難しい設計を考えるより、次に買うスイッチを調べるほうが楽だからだ。

見分け方は、そのこだわりが何をもたらしたかを見ることだ。疲れにくくなった。入力の失敗が減った。仕事を始めるのが少し楽しみになった。そうした変化があるなら、買い物は役に立ったのだろう。比較する項目だけが増え、仕事をする時間が減ったなら、別の趣味が始まっている。それも悪くはないが、仕事上の必要とは区別できる。

結局、キーボードへのこだわりは、文字を速く打ちたいという欲求だけでは説明できない。人は長い時間を過ごす場所を、自分に合うように整える。椅子を動かし、照明を変え、机の高さを合わせる。プログラマにとっては、その場所にキーの重さや配置も含まれる。

外から見れば、似たような板を買い替えているだけに見える。しかし使う人にとっては、毎日触れる環境を少しずつ直しているのだ。こだわる理由を知りたければ、値段や仕様を尋ねるより、しばらく借りて使ってみるといい。気に入るとは限らない。けれど、持ち主が返してほしがる理由は、少しわかるかもしれない。