現在YOUTUBEのバンダイチャンネルで、週に一話ずつ装甲騎兵ボトムズを流してくれています。
|
スコープドッグⅡ 対イプシロン戦 最終仕様 |
今日はいよいよ、サンサ編の最終話「パーフェクト・ソルジャー」を見ました。
あらすじ
ついに、キリコとイプシロンの対決の時がやってきた。ロッチナ、フィアナとともに約束の地であるクレーターを訪れたキリコに、イプシロンが奇襲をしかけてくる。
ロッチナとフィアナが見守る中、キリコは次第にイプシロンを追いつめていく。
ロッチナはキリコもまたPSであることを確信する。
|
スコープドッグⅡ。スコープドッグとの違いは色がグリーン一色になってるだけ。
|
見どころはやはり、「キリコが最後にスコープドッグに搭乗する」というところです。
去年ぐらいに見返していて初めて気づきましたが。これ以降はバララント軍のAT「ファッティー」や、秘密結社の軽量級AT「ツヴァーク」、そして最後の2話のみPS専用AT「ラピドリードッグ」に乗ることになります。
|
バララント軍の主力AT「ファッティー」 |
|
秘密結社のライト級AT「ツヴァーク」 |
|
イプシロンのPS専用AT「ストライクドッグ」の量産型という位置づけ 「ラビドリードッグ(狂犬)」 |
|
イプシロンのPS専用AT「ストライクドッグ」 |
また、イプシロンという強敵との最終決戦というところも見どころですね。
これ以降もキリコは様々な敵と戦うのですが、大量に出てくる敵アーマードトルーパーのパイロットの一人一人の人格は描写されておらず、単にキリコに破壊されるだけの存在となります。
今回の対決はガンダムでいうと最終話のシャア+ジオング、北斗の拳ならラオウ戦、あしたのジョーならホセ・メンドーサ戦になります。
ひとつ前の38話「暗闇」で地下に閉じ込められた時に脱出のために協力し合ったり、語り合ったりしてこれは仲間になるのかな?と思わせておいて、今回は容赦ないガチの戦いになります。
また、ATでの勝負に勝利し、動けなくなったイプシロンにとどめを刺そうとするキリコにフィアナが静止に入ったため、ここでイプシロンは死なないんだと子供の時に初回のTV放送の時は思ったのですが、イプシロンはここでそのまま息を引き取ります。
全52話の作品で、残り13話もあるのにどうすんだという感じではありますが、最大のライバルがアッサリと退場しても次の強敵が出てくるわけではなく、それでも続きがおもしろいのがボトムズが他の作品と違うところだと思いますね。
キリコが「ショートバレル」ヘビイマシンガンを選んだ理由
キリコはオプションパーツ無しのスコープドッグⅡ(素ダコ)で、武器も標準のヘビーマシンガンの銃身を切り詰め、ストックも取り去った武器一つだけで戦いに挑みます。
異常な反応速度を持つよう改造されたPS「パーフェクト・ソルジャー」のイプシロンに対抗するためには、
・軽くて取り回しのいい装備が有利
・中距離での撃ちあいで射撃精度はそこまで必要ではない
・回避能力が異常なPSに対してはむしろ弾が散ったほうが命中しやすい
などの理由でこの武器を選んだのではと思います。
事前に準備していたミッションディスクが焼き切れるまで戦い勝利したキリコは、やはりパーフェクトソルジャーと言われるにふさわしい能力を示します。