土木工事、建築工事などは前線では歩兵・工兵の仕事になります。
ATは大量に生産され戦闘に投入された設定ですが、激戦地ばかりではなく占領した拠点や都市の確保などにも用いられたはずで、敵との直接戦闘以外の時間は拠点の整備や基地建設に重機代わりに活躍していたのではないかと想像します。
特に「パラシュートザック」で敵の戦線の後方にばらまかれたAT達は、戦車や砲の支援などもあまり期待できず、補給も乏しい中で、必要な物資や道具もすべて携行するか、現地調達するしかない状態だったと思います。
ショベルとバールのようなもの、ワイヤーやチェーンを取り付けていきます。
右側にはごちゃごゃ付けていますが、左側にはなにもつけずにおきます。
ワイヤーは40㎝ぐらいなので、実スケールでは20mといったところです。
少し長すぎるかもしれません。重力でもう少し垂れ下がった感じにしたいのですが、
実際の戦車についているワイヤーの写真などを見ると、けっこう固いようです。
塗装してみました。赤茶色のサフ(ガイアノーツのオキサイドレッド)を適当に吹き、
上からガルグレーを吹いてみます。
本体にはほとんどウエザリングしていませんので、経年の状態が違和感ありまくりです。
リアルタッチマーカーで適当にウエザリングっぽい筋を入れてみました。
テント?があまりにも汚いですね。
下地の赤茶色が出すぎていて、何年も屋外に置いている物置みたいになっています。
ザックだけお下がりなのか?
パラシュート降下後はパラシュート本体は放棄すると思いますが、ロープ・ワイヤーなどは貴重な資材なので回収していたでしょう。
また、人間とは異なり、破損しやすいマニュピレーターなどのパーツ類は大破した友軍機などから外して携行していたかもしれません。
現実の兵隊が作戦行動中に装備を背負わず戦うことはむしろまれで、何らかのバックパックを装備している状態がやはりATの基本といえます。
設定や画像を参考に、色の濃い部分を青っぽいグレーに塗ってみました。
パラシュートザックは装備していても「スペシャル感」は全くありませんが、それがこのアーマード・トルーパーというロボットの本質を良く表現しており、わざわざフルスクラッチまでして作成する原動力となりました。
ザックに追加で追加した装備品としては、スコップ・牽引ワイヤー・「バールのようなもの」を追加しました。これらと「ナイフ」は野外活動を行う上では必須の道具であり、必ず必要になります。「バールのようなもの」は現地調達(その辺の立ち木を利用したり、道路標識をもいだりして使用する)ほうが多いのかもしれません。
AT本本体をほとんどウエザリングしていないので、落差がありまくりです。
本体のウエザリングは、新品状態をもう少し楽しんでからにするか、
PF版を組み立ててそちらに対してハードウエザリングをしようと思います。
ヘビーマシンガンはピカピカの新品です。
「ショベル」
基本的には人間が使用するサイズですが、ATが使用する場合の考えて持ち手も金属性というオレ内設定です。
固定方法をいろいろ調べていて知りましたが、最近の戦車は車体に取り付けられた工具箱の中に入れているらしいです。
どろどろに汚れた道具をBOXの中に入れておきたくないですよね。昔の戦車のように外部に取り付けるようにします。ツルハシ・ハンマー・ワイヤーカッターはAT自身をうまく使えばそう使わないかもしれませんので、BOX内にしまってあることにします。
ワイヤーの取り付け位置は考え中。
「牽引ワイヤー」
戦車の場合スタックしたり故障して自走できなくなった場合は別の戦車でけん引するため、必ず装備されています。ATの場合どうなんだという話ですが、頑張れば降着状態のATの牽引ぐらいはできそうです。両肩のフックはひょっとしてそのためのもの?かもしれません。パラシュートザックの両脇にもフックがあるのは引っ張る側用かもしれません。
ザックのない場合は牽引する側、される側ともに肩のフックを使用するのでしょうか。
「ナイフ」
戦闘の役には立ちませんが、ナイフは野外活動には欠かせないと思い装備させました。
実際にはAT・人間共用が可能なサイズのものがBOX内に装備されているのではと思います。(ビクトリノックス・ソルジャーのような工具を兼任したタイプかもしれませんね。)
手持ちの「ビクトリノックス ニューソルジャー」は色といい、スコープドッグに似合いそうなカラーリングです。
追記:結局なんかそぐわない感じがしたので取り外しました。
ハンドガンも作ろうとしたけどもういいかな。
元祖 装甲騎兵
こいつもいつかスクラッチで製作したいです。
「その他装備品」
照明器具的なものがATの外装には見当たりませんが、おそらく夜間の行動時には赤外線を使用してるので不要で、必要な時はBOX内にライト関係の装備があるものと思われます。
あるいは見えないだけでどこかにあるのかもしれません。
最近はLEDが発達して自動車のライトなども昔のように円形である程度の面積がある必要がなくなってきましたので、小型で明るいライトが見えない部分にしこまれているということにしておきます。
戦闘時以外は、ハッチ裏面に埋め込みのライトがあり、照らすということで。
マグネットで鉄板にくっつく作業用ライトもきっとあるはず。
「バールのようなもの」
雪山で使用するピッケルというよりは、ボーイスカウトで使用する「杖」のイメージです。スカウトは小銃を持たない代わりに常に杖を持ち、地面についてバランスをとったり高いところに上ったり、2本使用してタンカ代わりにしたり、旗を掲げたりします。
ツエルト作成の際の支柱にしたりして、なんにでも使います。大体140~150cmぐらいの木の棒ですが、ボーイスカウトの創始者はどこの国に招かれて行ってアウトドアの際はまず杖を作るところから始めたということです。
ATの場合小銃(ヘビイマシンガンですが)を携行しているので、「杖」は持てませんが、
武器ではなく野外活動の「道具」としてザックに装備させました。
実際には歩くときにふくらはぎに刺さる位置なので固定方法はもう少し考える必要がありそうです。
「適当にその辺にあった棒状のものを便利なので持ち歩いている」というイメージです。
とがった先端と、反対側の曲がった部分をツルハシとハンマー兼用の頭にして、「そういう道具が支給されていて、何機かに一機は持っているという設定でもいいかもしれません。
うーんテントはさすがに汚なすぎる気がしてきました。
ATを隠すためのカモフラ用の布と兼用ということにしましょう。
こんなテントでは安眠できなさそうです。
工具箱 初めてしりましたが、「ゲペックカステン」っていうそうです。
いい感じです。
脱線:工具箱といえば・・・あなたの周りのボトムズ
TOYO スチール製 山型工具箱 (鉄製の工具箱)
TOYO スチールの工具箱(屋内保管)です。
全体の雰囲気やヒンジ・ハンドルの構造などどこをとってもボトムズ世界にぴったりです。わざと屋外に放置してウエザリングの状態を確認してみたくなります。
パラシュートザックも装甲板ではなく鉄板をプレスして作っていると思われるので、
こんな感じでしょう。
ダイソーアルティメットコンテナ
格納庫としては少し小さめですかね。
輸送船内での格納や、エレベータ的な場所ということにしておきましょう。
今後のウエザリングの参考資料を集めにロードバイクで100㎞走ってきました。
現役で稼働中の機械でも関節部はけっこう汚れるみたいです。
シリンダーや本体は新品ですが、駆動部やショベルはこうなる
ファッティーカラーですな。
シリンダー内側はピカピカですが、アウターはひどくさびています。
なるほど・・・
よく見るとウエス?が針金でぶら下がってます。
紫外線による褪色、関節・ショベル部のサビ、泥汚れ、オイル垂れのあたりが参考になります。
ロードバイクで田舎の村?や町を走っているとボトムズ的な風景に出会います。
おおーシブすぎますねー
これは・・・スズエという農機具メーカーのトラクターが屋外のスクラップ置き場?
に置かれていました。
ウエザリングや汚しの参考に写真を撮りまくりです。
実際のスコープドッグもスクラップ置き場などでこんな状態になるんだろうなという感じです。
昔の機会は「顔」があっていいですね・・・
大河原邦夫先生がデザインしたとしか思えないメカです。
なるほど… 参考になります。
この手すり?なんかもうそのものです。
シートの横のプレスした鉄板を溶接した角パイプ的なパーツも見どころですね。
パーティングラインの処理をさぼるいい言い訳になります。
白い部分のパーツも・・・
上腕部か?おなかのところでしょうか・・・左側にあるタンクのようなパーツもなかなかのシブさです。
AT用のバックパック発見!これはポリマーリンゲル液浄化装置ですね。
ブルーティッシュドッグ用のバックパックです。
しかも稲・麦兼用型です!
蝶ネジを使っているところが泣かせます。
ローラーダッシュ用のパーツらしきものも発見しました。
さらに別の場所でも・・・・!
破壊の後に住み着いた欲望と暴力。
百年戦争が生み出したソドムの街。
悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、
ここは惑星メルキアのゴモラ。
食う者と食われる者、そのおこぼれを狙う者。
牙を持たぬ者は生きてゆかれぬ暴力の街。
キリコの躰に染みついた硝煙の臭いに惹かれて、
危険な奴らが集まってくる。
これはバララント製っぽい感じです。材質が樹脂だからか?
これはバララント製っぽい感じです。材質が樹脂だからか?