2020/06/11

自作キーボードに挑戦 7sPro その5 無線化に挑戦(必要パーツ編)



左右分離キーボード「7SPro」ですが、今のところ特に必要性は感じてはいないですが、
Bluetooth 対応のマイコン(BLE Micro Pro)の在庫が復活していたので無線化に挑戦します。




最近入荷したものは、端子がMicroUSB ⇒ Type Cに改良されており、端子の基盤への固定も比較的がっちりしていそうです。(無線中心に利用するのであれば頻繁に抜き差ししないのであまり関係ないかもしれませんが)

 左右のキーボードはTRRSケーブルで有線接続するので、「LPME-IO」という相方のパーツも一緒に買います。
今の有線接続用のProMicroの場合、スプリングピンヘッダをマイコン側にはんだ付けする必要がありましたが、BLE Micro Pro と LPME-IOは差し込むだけでOKのようです。

 スプリングピンヘッダは「游舎工房」で通販で購入します。
マイコン一個に2本必要なので4個購入。

 ピン数はBLE Micro Pro用に13ピンのものもありましたが、
7SProビルドログでは12ピンのものを使っているようなので12ピンのものを購入。



ついでにアマゾンなどでもなかなか売っていないTRRSケーブルも購入。
 


アマゾンでは、1.5mのものしか売っていませんでした。
 
1.5mは長すぎますが、一応抑えに買っておきます。

電池部品セットは7SProキットの購入時に買っておいたものを使用します。




2020/05/23

自作キーボードに挑戦 7sPro その4 キーキャップ装着

7sKb キーキャップ装着
5月6日にAliExpressで注文したキーキャップが届きました。
5/11に出荷連絡があり、5/15に飛行機で飛んだようなステータスからずっと動きがなかったのでまだ空中にあると思っていたのですが、いきなり21日に届きました。
AliExpressで購入

本家のサイトによるとPBT製のようです
https://kbdfans.com/collections/cherry-profile/products/winmx-pbt-dye-sub-keycaps

 さっそく7SKbに装着しました。
セメントグレーでキー数145個もあるので、全部のスイッチにうまく埋めることが出来ました。

JUST FIT

G3カラー

最下段の2Uは10キーの0で埋めましたが、2UのSHIFTがあったのでこの後交換しました
思ったよりもグレーの色が濃く、シブい感じになりました。

最下段のキーアサインについて

右から順に[alt][fn][space][space][space][space][fn][alt]ともったいないレイアウトになっています。
本来スペースバーのある両脇にfnキーを配置していますがほとんど使っていません。

スペースキーも「C」の直下のしか使用しないので、5つのキーに何か割り当てられるのですが、いろいろ候補があります。[ENTER][BackSpase][Del]などの多用するキーを割り付けている人が多いようです。

確かに多用するのですが、それだけに指が位置を覚えてしまっており、今のところ無くても普通に使えており、まあ今のままでいいかなーという感じです。
「ー(長音記号)」等の指の届きにくいキーをアサインするのもいいかもしれません。

例えばIMEの切り替えを割り当て、現在の状態にかかわらず右で全角、左で半角とかでもいいかもしれません。

新しいキーキャップについて

数字・文字はグレーで、それ以外のキーはかなり濃いめのダークグレーの二色で、文字は黒で印刷されていますす。
 Cement Grey keycaps cherry profile Dye-subbed145 keys for mx mechanical keyboard
 Dye-subbedと書いているので昇華印刷ですね。特殊なインクを高温・高圧でPBTという特殊な樹脂に深く浸透させる印刷技術

大量に余ったキーの一部はNIZ ATOMのほうにもセットしてみます。

2020/05/01

和式ナイフ 「義」

和式ナイフ「義」

刃長80mmぐらいでちょうど使いやすいサイズの和式ナイフです。
和式といっても鋼材が三層鋼(割り込みではないようです。)なだけで、つくりとしてはフルタングでドロップポイントの普通のナイフです。 

 刃の厚みは2.5㎜ぐらいですが、刃長が長くないので十分な厚みです。
研ぎ方もいろいろできます。
 
 当初は工作しやすいように先端を「ノミ」のように直線的に研いで使っていました。(タントーポイントっぽく)研ぐのが簡単でよかったのですが、今は普通にナイフの長さが使えるように曲線に研ぎなおしています。手元に近い部分は角度をとがらせ気味にし、先端のほうは少し角度を大きくして頑丈になるようにしています。研ぐのが楽なのもあり、片刃で研ぐようにしています。

 10年ぐらい前に関の刃物祭りで購入したのですが、(福田ナイフ製作所)っていう名前だったような気がします。ネットでも「義 ナイフ」で出てきますが、刃長の長いタイプか、70㎜で背側側が直線上のものしかないようです。頑丈でなんにでも使え、しかも研ぎやすいので、工作などの場合には一番出番の多いナイフです。

(日常的に、箱を開封したりパンに切り目を入れたり食事の時に肉を切ったりするのには片手で開閉できて、刃がステンレス波刃のソルジャーがやっぱり便利です。)







サイズ感の比較。
上から、ビクトリノックスソルジャーナイフ、義ナイフ モラナイフ マリーンコンバットになります。
モラナイフよりも短く、ソルジャーと同じぐらいです。
個人的には、モラナイフでも少し長めに感じます。調理するにはいいのかもしれません。
義ナイフは少し「あご」が大きいような気がします。

 一番下のマリーンコンバットは30年ぐらい前に買ったのですが、大きすぎて力も入れにくく、見た目の威圧感もすごいのでほとんど使っていない。








ブラックバード カウル補修

ブラックバード カウル補修

3月に、朝通勤で駅に行く途中転倒してしまいました。
アッパーカウルの右側が割れてしまったので、昨年カーボンロードバイクを修理した時の補修材の残りを使って補修します。

割れたカウルの破片はできるだけ回収しましたが、欠損部分はカーボンクロスとエポキシ樹脂で再生し、
割れた部分は裏からカーボンクロスを貼って補強します。


 まずカウルを外し、破片をビニールテープで固定します。
大きな欠損部分にはカーボンクロスを詰めていき、ある程度の穴を埋めていきます。
 エポキシ樹脂は2液混合式の液体タイプと、ある程度の粘性のある接着剤タイプがありますが、
最初大体の形状を作るため、接着剤のタイプから始めます。
 
右上のミラーから先がバラバラになっていますが、回収した破片でできるだけ元の状態にします。

パズルのように組み合わせます。欠損部分ができるだけ小さくなるように

エポキシ樹脂はビニールテープは接着しないので、仮止めや「樋」を作るのに使います。


この部分は欠損が大きく、形状も複雑なので苦労しそうです。

穴の部分にはカーボンクロスの切れ端を入れて樹脂を流し、強度を稼ぎます

エポキシを含ませたカーボンクロスで補強します。最初はパーツの固定だけできればいいので、テープ状にして貼り付けます。
百円均一で買った接着剤を最初は使用。硬化時間が早めで使いやすいです。






















2020/04/27

自作キーボードに挑戦 7sPro その3 実用編

自作キーボードキットの7sproを使い始めて、いろいろ考えたこと。

・キーボードの左右間隔のセッティングについて
・キーボードの角度について
・パームレストの使用について

・キーボードの左右間隔のセッティングについて
 もともと10キーレスのHHKB Liteを使い始めたきっかけが、省スペースでマウスの位置も寄せられるという動機だったので、あまり離しすぎるのはどうかなと思うのだが、せっかくなので肩幅よりも少し狭いぐらいにセッティングしてみました。いろいろ試してベストなセッティングを模索中。


・キーボードの角度について
 間隔もそうですが、角度をどうするかも考慮事項です。基本的には左右間隔が肩幅よりも狭い場合、
傾きをつけたほうが手首の角度が自然になるのでいいような気もしますが、長年の慣れもありかえって位置を見失いがちになるので少しだけにしたほうが(今は)自然に打てるようです。
間隔が広いほど角度はいらなくなるはず

・パームレストの使用について
NIZ ATOM66の時は自作の木製パームレストを使用していましたが、7Sproは手前が5㎜ほど低くなっており、パームレストなしでも手首を起こさずに打てます。パームレストをうまく使うとホームポジションをキープするのが楽になりそうな気もしますので、手首の左右位置を固定出るようなパームレストを作成してみようと思います。

とりあえず10㎜厚のヒノキ材を置いてみた。手のひらの定位置を少しだけ窪ませて
ホームポジションをわかりやすくすればいいかもしれない
右下のLEDがまぶしいのタバコの空き箱を切り抜いて貼り付けています。光っているのがわかる程度の紙がいいです。


マウスの位置をどうするかなど、ベストなセッティングを目指して頑張ります。
真ん中にトラックボールが欲しくなってきました・・・

この記事は7SProで書きました。






  

2020/04/23

自作キーボードに挑戦 7sPro その2 制作編 

マイコン(ProMicro)とスイッチが届きましたので早速組み立てを行います。
まず、組み立てサイトに書いてある通り、マイコンのUSB端子の補強を行います。
エポキシ盛り盛り
以前に100円均一で購入した2液混合式の接着剤を端子の周りに盛っていきます。
穴から内部端子の中に入り込まないように、内側にマスキングテープを貼って養生しています。

ある程度固まるまで1時間ほど待ちます。
 
 ある程度固まったところで、PCにつないでファームの書きこみを行おうとしましたが、ここで躓きました。
 QMKツールの書き込み準備をして、ProMicro上のRSTとGNDをショートさせます。と書いてある通り赤丸のところをショートさせるのですが、書き込みが始まりません。


状況としては、PCに接続した状態で、赤いLEDが2個、緑のLEDが一個点灯している状態。
リセットする際には、赤丸の端子をショートさせるらしいのだが、ショートさせても、ショートしている間だけLEDが消灯するだけで、何も始まらない。
 
 ネットでいろいろ調べたが、まずどういう状態が正常なのかわからないので困りました。「文鎮化」とか、ブートローダが書き込まれていないとか、初期不良とか、恐ろしいが書いてあります。素早く2回短絡するといいとかの情報もあったりしたが、何をやっても先に進まなくなってしまいました。

 仕方ないので、とりあえずファームの書き込みは置いといて先に進みます!

この後は、絶望と不安のあまり写真がありません。

マイコン(以降ProMicro)にコンスルーという端子をはんだ付けしていきます。
前回のLEDほどではないですが、かなり細かいはんだ付けとなります。LEDと違い、はんだごてを長く当ててもすぐには壊れる可能性が低いので、落ち着いて作業します。

 とりあえず全部のピンをはんだ付けが終わったので、この状態でもう一回ファームの書き込みに挑戦します。ピンセットでショートせずに、基板につけたタクトスイッチでリセットを試みますが、ショートさせた時と同じく赤LEDが消灯するだけでやはり書き込めません。。。
 
 気を取り直して、先に進むことにします。

 キースイッチはKailh BOX Brown というスイッチにしました。いわゆる茶軸です。これをメインに、一部のキーを緑軸(Cherryでいう青軸)にしてはめ込んでいきます。

 完成しました!かんぺきです!(動かないことをのぞけば・・・)

とりあえず全部組んでしまい、キーキャップまでとりつけて、シャドータイピングにいそしみます。むなしくなったのでいったんこの日はあきらめて寝ました・・・・

(下の写真は何とか書き込みに成功した後に撮影したものです)

キーキャップはNIZ ATOM66 から強奪


足りないキーはMagicForceから強奪

ファームを書き込めなかった原因:
 結論としては、ケーブルがデータ通信に対応していないだけでした。

家にあるケーブルをいろいろ出してきて確認します。ProMicroは端子が弱いので、YOGA BookとPCをつないでデータ通信ができるケーブルを探します。

 普段充電にしか使わないので気づきませんでしたが、ほとんどのケーブルが充電専用のようです。
意外にもデータ通信に対応していたのが、百円ショップで購入した「iPhone とandroidの両方充電」というとても怪しい商品でした。(このケーブルはモバイルバッテリで使用するのに一本で済むので重宝します)

正常な状態:
 キーボードとPCにつなぐと、パソコン側でUSB機器をつないだ時の音とメッセージが出ました。
QMKTools上にも、ProMicroを認識したっぽいメッセージが出ます。この状態でタクトスイッチを押すとあっさりファームの書き込みが始まり、書き込みに成功しました。

 反対側も書き込み、完成です!

使用してみての感想などは、次回に続きます・・・

この記事は、7SProで書きました。(これが書きたかった) 










2020/04/21

自作キーボードに挑戦 7sPro その1 

自宅で長年使用してきたHHKB Liteが2018年に不調になったのをきっかけに、小型のキーボードをいろいろ
物色始めました。

上段がHHKB Lite 20年ぐらい使用
下段は上海問屋で購入したMagicForce47
 会社で長年使用してきたFKB0420はマレーシア製・中国製両方所有。マレーシア製は20年以上使用中でしたが、こちらも会社のPCがノートになってしまい、実質引退
会社でお気に入りだったFKB8720
上海問屋のmagicforce47(安かったので赤軸・青軸両方購入)このキーボードにより、数字キーなしのキーボードでもなんとかなるということがわかりました。

新幹線で飲むビールは何でおいしいのか








 その後、静電容量無接点スイッチ+キーがフルに変更可能+Bluetooth3台切り替え可能+Cherryキーキャップ使用可能という全部盛りの市販最強?キーボードNIZ ATOM66 を2018年10月に購入。
NIZ ATOM66 最初だけfnキーの位置に違和感があり「ぷっくりシール」を貼っていました。
 これは本当にいいキーボードで、会社ではずっとNIZ ATOM66を使用しています。

 コロナでテレワークとなり、会社と家の間をキーボードを持ち歩いていましたが、テレワークの場合、ちょっとした雑談でもチャットで行うため、どうしてもキーボードに向かう時間が長くなるので、左右分割キーボードが欲しくなりました。在宅なのであまり周りの目を気にしなくて良くなったこともあり、かねてから興味のあった自作キーボードキットに挑戦することにしました。

本当は↓のようなキーボードにもあこがれるのですが、
左右分割キーボード CorneCherry

社会復帰?する場合に困りそうですし、上の画像でもわかるように、出張や会議の時に「尊師スタイル」をけっこうやりますので、HHKBをそのまま左右分割したレイアウトで、バックプレートで連結可能な「7SKB」というキーボードを見つけて狙っていました。カートに入れた出したり悩んでいたところ、キーソケットとダイオードが最初から実装され、はんだ付けが最小限で済みそうな「7SPro」というバージョンが発売になったので速購入しました。 4/17日に注文し、19日には届きました。

7SKB (7SProもほぼ同じ)完成見本 
ガンダムMK2のような完成見本のキーキャップカラーがカッコいいです。



4月17日に購入し、20日には到着(早い!)
キットが届きましたが、別に手配したキースイッチとProMicroというマイコンが届かないので、先にできる作業から進めています。



LEDのはんだ付け、右下の角のところの白い四角いパーツです。下が拡大図ですが、3㎜角ぐらいです。
めちゃめちゃ細かいです。最初に見たときは絶対無理!と思いましたが、何とか頑張ってつけます。


超細かい

端子が1.5㎜×2.5㎜ぐらいで、端子と端子の間も1.2㎜ぐらいしかなく、最近老眼の進んできた視力ではちゃんとついているかどうかもよくわかりません。ルーぺを持っていないので、スマホで撮影して拡大したりしながらなんとか成功?しました。(今後の作業に備えて、そのあと近所のホムセンで購入)

はんだが手元の0.8㎜では太すぎてはんだの量が多くなりすぎるので、カッターナイフで削って半分ぐらいの太さになるようにしてはんだ付けしました。

 マイコンが届いていないので動作チェックはまだですが、失敗していても機能には問題ないのであきらめることにします。

     左右のキーボードを接続するためのオーディオケーブルジャックと、マイコンのリセットスイッチを取り付けます。LEDに比べて100倍楽です。
 
TRRSジャック タクトスイッチ

上段右から、1,2,4番目はなかなかうまくつけることができました



意味もなく仮組みしてみる
マイコンが届くのが楽しみです。


組み立て編その2に続く・・・