2020/05/01

和式ナイフ 「義」

和式ナイフ「義」

刃長80mmぐらいでちょうど使いやすいサイズの和式ナイフです。
和式といっても鋼材が三層鋼(割り込みではないようです。)なだけで、つくりとしてはフルタングでドロップポイントの普通のナイフです。 

 刃の厚みは2.5㎜ぐらいですが、刃長が長くないので十分な厚みです。
研ぎ方もいろいろできます。
 
 当初は工作しやすいように先端を「ノミ」のように直線的に研いで使っていました。(タントーポイントっぽく)研ぐのが簡単でよかったのですが、今は普通にナイフの長さが使えるように曲線に研ぎなおしています。手元に近い部分は角度をとがらせ気味にし、先端のほうは少し角度を大きくして頑丈になるようにしています。研ぐのが楽なのもあり、片刃で研ぐようにしています。

 10年ぐらい前に関の刃物祭りで購入したのですが、(福田ナイフ製作所)っていう名前だったような気がします。ネットでも「義 ナイフ」で出てきますが、刃長の長いタイプか、70㎜で背側側が直線上のものしかないようです。頑丈でなんにでも使え、しかも研ぎやすいので、工作などの場合には一番出番の多いナイフです。

(日常的に、箱を開封したりパンに切り目を入れたり食事の時に肉を切ったりするのには片手で開閉できて、刃がステンレス波刃のソルジャーがやっぱり便利です。)







サイズ感の比較。
上から、ビクトリノックスソルジャーナイフ、義ナイフ モラナイフ マリーンコンバットになります。
モラナイフよりも短く、ソルジャーと同じぐらいです。
個人的には、モラナイフでも少し長めに感じます。調理するにはいいのかもしれません。
義ナイフは少し「あご」が大きいような気がします。

 一番下のマリーンコンバットは30年ぐらい前に買ったのですが、大きすぎて力も入れにくく、見た目の威圧感もすごいのでほとんど使っていない。








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