まず、組み立てサイトに書いてある通り、マイコンのUSB端子の補強を行います。
エポキシ盛り盛り |
穴から内部端子の中に入り込まないように、内側にマスキングテープを貼って養生しています。
ある程度固まるまで1時間ほど待ちます。
ある程度固まったところで、PCにつないでファームの書きこみを行おうとしましたが、ここで躓きました。
QMKツールの書き込み準備をして、「ProMicro上のRSTとGNDをショートさせます。」と書いてある通り赤丸のところをショートさせるのですが、書き込みが始まりません。
状況としては、PCに接続した状態で、赤いLEDが2個、緑のLEDが一個点灯している状態。
リセットする際には、赤丸の端子をショートさせるらしいのだが、ショートさせても、ショートしている間だけLEDが消灯するだけで、何も始まらない。
ネットでいろいろ調べたが、まずどういう状態が正常なのかわからないので困りました。「文鎮化」とか、ブートローダが書き込まれていないとか、初期不良とか、恐ろしいが書いてあります。素早く2回短絡するといいとかの情報もあったりしたが、何をやっても先に進まなくなってしまいました。
仕方ないので、とりあえずファームの書き込みは置いといて先に進みます!
この後は、絶望と不安のあまり写真がありません。
マイコン(以降ProMicro)にコンスルーという端子をはんだ付けしていきます。
前回のLEDほどではないですが、かなり細かいはんだ付けとなります。LEDと違い、はんだごてを長く当ててもすぐには壊れる可能性が低いので、落ち着いて作業します。
とりあえず全部のピンをはんだ付けが終わったので、この状態でもう一回ファームの書き込みに挑戦します。ピンセットでショートせずに、基板につけたタクトスイッチでリセットを試みますが、ショートさせた時と同じく赤LEDが消灯するだけでやはり書き込めません。。。
気を取り直して、先に進むことにします。
キースイッチはKailh BOX Brown というスイッチにしました。いわゆる茶軸です。これをメインに、一部のキーを緑軸(Cherryでいう青軸)にしてはめ込んでいきます。
完成しました!かんぺきです!(動かないことをのぞけば・・・)
とりあえず全部組んでしまい、キーキャップまでとりつけて、シャドータイピングにいそしみます。むなしくなったのでいったんこの日はあきらめて寝ました・・・・
(下の写真は何とか書き込みに成功した後に撮影したものです)
キーキャップはNIZ ATOM66 から強奪 |
足りないキーはMagicForceから強奪 |
ファームを書き込めなかった原因:
結論としては、ケーブルがデータ通信に対応していないだけでした。
家にあるケーブルをいろいろ出してきて確認します。ProMicroは端子が弱いので、YOGA BookとPCをつないでデータ通信ができるケーブルを探します。
普段充電にしか使わないので気づきませんでしたが、ほとんどのケーブルが充電専用のようです。
意外にもデータ通信に対応していたのが、百円ショップで購入した「iPhone とandroidの両方充電」というとても怪しい商品でした。(このケーブルはモバイルバッテリで使用するのに一本で済むので重宝します)
正常な状態:
キーボードとPCにつなぐと、パソコン側でUSB機器をつないだ時の音とメッセージが出ました。
QMKTools上にも、ProMicroを認識したっぽいメッセージが出ます。この状態でタクトスイッチを押すとあっさりファームの書き込みが始まり、書き込みに成功しました。
反対側も書き込み、完成です!
使用してみての感想などは、次回に続きます・・・
この記事は、7SProで書きました。(これが書きたかった)