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2021/03/06

壊れた財布の革を再利用!高級感あふれる革張りマウスを作ろう

 キーボード同様、マウスは一日中触れていますので、少しでも快適に使用したいものです。



私の愛用しているマウスは、アマゾンで良く販売されている薄型のBluetoothマウスです。

購入したのは「UHURU®」という販売者のものですが、同じ形でいろいろな販売者から出品されています。薄いので持ち運びやすく、microUSBで充電できますので使いやすくて気に入っています。上の写真に写っている4個は外見はすべて同じです。

 一番左のものは無線のみ、真ん中の2個はBluetooth、一番右は両対応になっています。

黒いマウスはゴムっぽい表面塗装がされており、割と手触りもいいのですが、加水分解?するのか半年ぐらいでベタベタして手触りが悪くなってきます。試しに表面に革を張ってみたところ非常に快適に使用できるようになりました。

 この度財布を買い換えたのですが、それまで使用していた財布の革がいい感じだったのでマウスに貼ってみようと思います。



雑誌付録の、「URBAN RESEARCH本革仕様 二つ折り財布」です。床革という安い革らしいのですが、厚みがあり、ぱっと見コードバンのように見えてなかなか気に入っていました。

一番外側だけが本革で、内側は合皮です。


雑誌の付録のわりに外側の革はしっかりとしていて気に入っていましたが、小銭入れのボタンの受け側はひび割れて破れてしまいました。

財布の外側の部分はきれいなものです。

内側の合皮部分を縫い目を切って外し、一枚革にします。


今回加工するマウスです。

 裏側のネジ一本外せば、上面が分離できます。左右ボタンも一体化しているので貼りやすいです。


上面は薄めのプラスチックです。シンプルな設計です。平べったい形でRもあまりきつくありません。 


薄めの両面テープを上面に貼ります。


先ほどの革を大きめに貼り付けます。張り付けた後に合わせていきます。よく切れるデザインナイフを使うと楽です。


ピンぼけですみません。320番のペーパーで、大まかに革の断面(コバ)をならしていきます。その後、ケバ立ちを600番のペーパーでならします。さらにプラモデル用の水性カラーのクリアなどを断面に塗り磨きこんでもいいですが、今回は600番でならすまでにしておきます。


完成!なかなかの高級感あふれるマウスが完成しました!
 

買い換えた財布はアウトレットの「スコッチグレイン」という靴屋さんで購入しました。


ANNONAY(アノネイ)というレザーメーカーの革を使用しているそうです。(エルメスの子会社!)別に靴用の革の余ったところを使用しているというわけではないでしょうし、革靴と同じ技術で作っているわけでもないでしょうが、なんとなく「いいもの」って感じがしますね。追加情報:スコッチグレインのブログの記事によりますと、靴には通常使用しない「トラ」という薄っすらすじの入った部分を活用しているとの事です。)
確かに写真にはうまく映っていませんが。よく見ると模様のようなものが見えます。


雑誌付録の財布も良くできていましたが、2年でボタンが壊れました。こちらの財布はどれぐらい持つか楽しみですね。