アマゾンで前回購入した、Swiss+Techの折り畳みナイフが非常に良かったこともあり、
格安のフルタングのシースナイフも購入しました。
Duratec フルタングシースナイフ
アマゾンでなんお1980円です
同梱のチラシを見るに、DuraTecはどうやら工具メーカーみたいです。
ジャジャーン
割としっかりした革シースが付属しています。
研ぎ減っていくうちにシースが緩くなり、抜き差しの際ベルトに傷がついて最終的にベルトが切れそうになるので実はこの形のシースはあまり好きではないです。
刃の形は素直なドロップポイントで、
研ぎ方はストレートグラインドです。
刃の断面の違いについて
いちばん左がストレート(フラット)グラインド、
真ん中がモラナイフやヘレのスカンジグラインド
一番右がコンベックスグラインド(ハマグリ刃)です。
「ストレートグラインド」は研ぐときに金属を削る量が少なく、上手な人は短時間で研げますが、慣れていないと角度をキープするのがむつかしいです。わたしはこのタイプを研ぐときは今まで「ランスキー」という一定の角度で研ぐことのできる道具を使っていました。普通の砥石でも上手に研げるようにこのナイフで練習してみます。
「スカンジグラインド」は砥石にそのまま当てて研ぐので簡単です。刃先のほうまでナイフの厚みが変わらないのでナイフ全体が頑丈になり、刃先の角度も一番鋭く刃がつきます。
使い道次第では刃先だけストレートのようにもう一段角度をつける(小刃)ほうが良い場合もあります。キャンプなどで使用するのであれば私も小刃をつけて刃の持ちをよくすると思います。モラナイフは主に木工で使っていますので普通に鋭く研いで使い、その都度都度で研ぎながら使います。内容次第では作業中に何度も研ぐこともあります。
一番右のコンベックスグラインドというのは少し特殊な研ぎ方で、スカンジグラインドやフラットグラインドを研ぎ進めてこういう形になる場合もあります。砥石だけで研ぐのも一応できるみたいですが、けっこう難しいと思います。ゴム板+紙やすりやベルトサンダーなどで研ぐ人もいるようです。
Helleのユートゥーベーラは刃先だけほんの少し微妙にコンベックスっぽくなっています。
ハンドルは花梨という木材です。雰囲気がいいです。
トルクスレンチで分解可能っぽいですね。このサイズのトルクスを持っていませんので
まだ試していませんが。
先日ブレードのみ購入したヘレのユートゥベーラと比較。
握りやすさは上々です。これを参考にユートゥベーラのハンドルも作っていきます。
もうちょっとハンドルに厚みがあってもいいかな。
ユートゥベーラをシースに入れてみました。
割とぴったりフィットします。
本当はナイフを保管するときは革シースに入れっぱなしにしないほうがいいといわれていますが、私がいままで持っている革シースのナイフ2本は両方鉄ですが、何年も入れっぱなしです。
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