我が家の伝家の宝刀 Helle Utvaera ヘレ ユートゥベーラを研いでみます。
刃先のところを研ぐのがむつかしいです。
ウッドハンドルもほぼほぼ仕上がりました。
素朴な中に美しさを秘めています(笑)
ハンドルのエンド部分は鋼材をすべて覆うようにしました。和式の鉈のようです。
品川にある砥石は「刃の黒幕」の2000番です。
2021/05/28 sharpens you up!! 「刃の黒幕」と自作研ぎ台
包丁を1~2か月に一回研ぐのと、あとはモラナイフで木などを削ったりした後に研ぐぐらいなので、研ぎ面の直しはまだ必要なさそうです。
4000円ぐらいと少し高い砥石ですが、家にある天然砥石と違いよく削れます。こいつを使ってユートゥベラーも研いでいきます。
とはいえもともとかなりシャープに刃がついておらず、一回牛肉を切ったのと少し木をけずっってみた程度なのですぐに刃がつきました。スカンジグラインドは研ぐのが楽ちんでいいです。
モラナイフにくらべると、ほんの少し刃角が鈍角になりますが、モラナイフが鋭角すぎてすぐに刃が捲れてしまうのでこれぐらいがちょうどいいのかもしれません。
研いだ後は革砥石で軽くストロッピングすると、鋭い切れ味になります。鋼材がやわらかめで研ぎやすい材質なのかもしれませんね。
ちなみにモラナイフはスカンジそのままの角度で研ぐと非常に鋭くて切れ味が良いです。
木工や今回革をカットするのも非常にやりやすいですねー。頻繁に研ぎなおせる環境であればこのまま使用して、アウトドアで使用するなら少しだけ小刃をつけて刃先だけ鈍角にしてやればいいと思います。
モーラのコンパニオンHD(Ca)とユートゥベーラでは、モラナイフのほうが刃角が鋭くなるようになっています。
身巾はユートゥベーラのほうがだいぶ広いです。モーラが研ぎ減っているというのもあります。モーラナイフのHDでないコンパニオンの鋼のモデルを工作専用に購入するか悩み中。
刃長が8㎝ぐらいで刃の厚みが2.5㎜ぐらいのフルタングの和式ナイフ「義」です。
これは片刃に研いでいることもあり、本当によく切れます。
一番工作に使いやすいですねー。GWに岐阜に帰ったらこいつのシースを作ってみようと思います。