ノルウエーのHELLEというメーカーのナイフを購入しました。Utvaer(ユートゥベーラ)というモデルです。
スウェーデンのMoraナイフなどもそうですが、北欧系のナイフメーカーにはブレードだけを販売しているところがいくつかあり、自分で好きなハンドルやシースを作成して使うことができます。
今回私もハンドルとシースを自作をやってみたくなりましたので挑戦してみます。
ナイフブレードとハンドル用の木片
完成品だとアマゾンで\23,650-
ブレードのみ購入の場合、6,600で購入できました。
当初は、ユニフレームの「UF ブッシュクラフト」を買ってハンドルとシースを自作しようかなと考えていたのですが、最初からブレードのみが購入できるということでこちらを購入しました。
UF ブッシュクラフトは形が使いやすそうです。
Helleの「テマガミ」というナイフと形が全く同じということです。
テマガミいいですねー。刃がステンレスではなく、炭素鋼というのがいいです。
炭素鋼は錆びるという欠点がありますが、切れ味、研ぎやすさがいいです。
錆びても研ぎなおせばいいです。モーラも炭素鋼のモデルを使ってます。
これのブレードが単体で入手できればこっちにしてたかもしれないです。
よくブログなどで、ナイフの刃の材料を「カーボン製ブレード」とか、「さすがカーボンの切れ味」とか言ってるのを見るとちょっとうーん・・・となりますね。
炭素鋼→カーボンスチール→カーボン と略してるだけだと思いますが、
自転車やバイクのほうでカーボンというと、カーボンファイバーの繊維を樹脂で固めたものというイメージです。中には混同している人もいますね。
「飛行機やレーシングカーにも使用されているカーボンをブレードに使ったナイフ」
といった具合です。ほんとうに特殊なナイフでそういうのもあることはありますが、モラナイフやヘレのは鋼(はがね)です。
朝注文して、その日の夕方には到着していました。封筒に入ってポスト投函です。
この状態ですでに刃がついており、なんとストロッピングまでされています。
サイズは長手方向はモラナイフのHDとほぼ同じです。
身巾は倍ほどあります。モラのHDも相当頑丈ですが、こちらも頑丈そうですね。
スウェーデンのサンドビック社の「12C27」というステンレスです。
「フランスの肥後守」ことオピネルなどと同じ鋼材で、そんなに硬くなく研ぎやすい鋼材のようです。
蒲田のユザワヤで買ってきた革の端切れを使ってシースを作成しようと思います。
ハンドル(ナイフの持ち手)は、大井競馬場のところのホムセンの端材コーナーで、一袋100円詰め放題で購入した木材の中からハンドルに使えそうなものを選びます。
ハンドル部の後ろはエッジが立っており、ファイアースチールのストライカーにも使えます。
お手本?に購入したアマゾンの格安フルタングナイフ「Duratec」のフルタングナイフと比較。サイズはほぼ同じぐらいです。Duratecはなんとアマゾンで1980円です。
ユートゥベーラはとりあえず綿ロープをグリップに巻いています。笑い
この状態だと明らかにDuratecのほうが高級そうに見えますね。
実際実用では全く問題なく使用できます。
以下販売元のユートゥベーラに関する説明文より拝借
ユートゥベーラは伝統的なブッシュクラフトの用法に耐えるようデザインされたフルタングタイプのナイフです。ブレードはSandvik 12C27 ステンレススチールを採用したスカンジグラインドで、3mmの刃厚は切断やカービングの際にナイフ本来の性能を発揮。手作業で成形されたのカーリーバーチのハンドルは、小~中型の手の方にも握りやすいやや細身のサイズで、2つのリベットで補強されてブレードに固定されています。リベットは中空なのでパラコードや革紐を通すことができるほか、より過酷な作業にも対応できるよう、柄頭は長めになっています。
ヘレナイフ/ユートゥベーラの特徴
錆びに強いステンレス
Sandvik 12C27を使用し、抜群の切れ味とあらゆる場面に対応する強度を備えています。高い硬度評に並外れた靭性、および優れた耐食性を持ちます。
強度の高いフルタング構造
ブレードに使われる鋼材がハンドルの末端まである構造で強度が高く衝撃や捻じれに強いことが特徴。全体的な重心バランスが取れ、握りやすさとコントロールのしやすいのも特徴。
握りやすいやや細身のハンドル
ヘレナイフの他のハンドルと比べるとやや細身の為、横持ちなど持ち替えが効くので細かな作業にも対応可能
シース(鞘)付き
ベルトループ付きのシースは上質な革製。使えば使い込むほどに自分だけの深い味わいを増していきます。