Time Fluidity 整備メモ
10/29の土曜日に城南島で猫たちとひとしきり戯れたあと、
究極至高のエンデュランスフレームたるTIME Fruidity’2018モデル
で多摩川を快走していたところ、フロントのリリースレバーの戻りが良くない事に気づきました。
2019年に中古でグループセットを購入してからだいぶ長いこと使用しいますし、可動部のグリス切れかな?帰ったら注油するかーと思いながらもそのまま走っていると、今度はSTIのほうからカタカタ音が鳴り始めました。以前、STIのネームプレート(銀色のプラスティック部品で「105」と書いてあるやつ)の固定ビスが緩んで音が出ていたことがあったのでそれだと思い締め直そうと、止まって確認してみたところ、なんとネームプレートが割れて大きく欠けてしまっていました。
もしやと思いブレーキリリースレバーを緩め、ケーブルアジャスターもいっぱいまで締め込んだ状態でブレーキレバーを引きSTIの中を除いてみると、割れた部分がSTIの中に入り込んでしまっていました。
どうやらリリースレバーの戻りが悪いのはこれが原因だったようです。
取り除くのに自転車をさかさまにし、その辺に落ちていた細い木の枝を使いやっと除去することが出来ました。
確か府中のワイズロードにこのパーツ売ってたよなーと思い、帰りに寄ってみましたが、残念ながらアルテとティアグラのしか無かったので、アマゾンで購入。¥ 968円なり。
カバーを外したついでに綿棒が届く範囲で汚れや古いグリスをふき取り、あたらしいグリスを入れてやります。
フロントシフトワイヤー交換
ついで?にフロントディレイラーのシフトワイヤーも交換しました。以前9/25の作業で交換した、まだ10日しか使っていないニッセンの高級インナーケーブルを、フロント変速用に使用します。同時にディレイラー側のノーズ付アウターキャップも新品に交換。
ケーブル、アウターケーシング、フロントディレイラーの可動部に注油も行います。
フロントディレイラーコンバータのチェック
最初に組付けを行った際は、ケーブル固定位置判別工具(TL-FD68)が見当たらなかったため、KUOTA KORSAから外したフロントディレイラーをそのまま組み付けていました。
KUOTAとBOMAではコンバーターOFFで問題なかったのですが、今回FruidityでTL-FD68を使ってちゃんとチェックしたところ、ワイヤーががっつりとTL-FD68の右側に出ていましたのでコンバーターをONの位置に[〇・]の位置に変更。
上記作業に加え、STIのアウターキャップ・バーテープの巻き直しも実施。
ノーズ付きアウターキャップが右側ほどではありませんが傷んでいましたので新品に交換。バーテープを巻いたままでは交換が困難なので一旦ほどいて再度まき直しました。
上記作業の結果、フロント変速が劇的に軽く滑らかになりました!
走りながら変速しても、切り替わったのに気づかないレベルです。変速に必要な力もかなり軽くなりました。
ワイヤーのグリスアップなどは9月に組付けた時にもおこなっていますので、やはりコンバータ位置を正しくした効果が出ているという事ですね。ほんの少しワイヤ位置が変わるだけでここまで引くときの力が少なくなるのかと感心しました。
Di2の場合スイッチを押すだけで、力がまったく不要になるはずなのですごく興味がわいてきました。(物欲がムラムラと・・・)中古のDi2で安いのがあれば試してみたいですね。