大河原邦夫大先生(神)が書くカッコいいイラストの特徴の一つに、「ガワラ曲げ」というものがあります。
このイラストが顕著ですが、本来関節が曲がる方向と90度違う方向に曲がった肘のことを、大河原邦夫大先生(神)にちなみ、「ガワラ曲げ」と呼びます。
このイラストだと、右手側が極端なガワラ曲げですね。ここまでのは珍しいです。
だいたいはこんな感じで、ほんのり?曲がったような感じになります。
設定画どおりの動きだと、普通にこういう方向に曲がります。
大河原大先生(神)のイラストでもこうなっているものも多いです。
ウエーブのキットも1/24、1/35ともにこういう曲げ方です。
ちょうど本日、ガワラ曲げを解説する動画が上がっていましたので紹介しておきます。
メカ部チャンネル
【安彦】ガワラヒジとは!【大河原】
この動画では「ガワラひじ」と言っていますね。初めて聞きました。
スコープドッグ以前のザクやダグラムでも見られたポージングですが、最近とみにこの動きを再現する動きが目に付くようになってきました。
最近見た、↓のYOUTUBE動画で、いい感じの改造方法が紹介されておりましたので、全く同じ方法でガワラ曲げが出来る改造に挑戦してみようと思います。
ガンプラ メルキア情報部コンプラ室
装甲騎兵ボトムズ wave1/35スコープドッグ レッドショルダー適正試験仕様をライトニングニッパーで適正試験
用意するもの
ウエーブの1/35スコープドッグ系キット(スコープドッグorマーシイドッグorターボカスタムorレッドショルダーカスタムorバーグラリードッグorブルーティッシュドッグ)
今回はいつもドナーにされるバトリングセットの緑のノーマルドッグです。
イエローサブマリンから出ている「関節技MINI」をアマゾンで購入。536円ナリ。
この改造には一番小さい3mmのボールジョイントを使用します。
6個入っているので3機分になりますね。
タミヤの3㎜プラ棒です。
元のキットの軸に2㎜径の穴を開けます。できるだけ中心に開けないと横に突き抜けてしまいます。最初に0.8mmで開け、少しづつドリルの径を広げながら慎重に。
細い軸をボールジョイント含めて元の長さになるようカットし、ボールジョイントの受け側を差し込みます。ガワラ曲げの際引き出せるよう接着はしません。
下腕を分解し、T型のポリパーツの上腕側を切りとり、3㎜プラ棒を差し込んで2㎜の穴を開けます。開けるというよりむしろ穿ちます。こちらも中心からズレないように慎重に。
0.8mmから始めます。
穴を開けたらいったん中のプラ棒を抜いて、関節に収まるサイズに両側をカットします。
成功したらボール側をセットします。こういう感じになります。
上腕部を丸く削ります。
上腕側、下腕側をすこしづつ引き出して曲がり角がいい感じになるように干渉部分を丸く削っていきます。
完成! 右手側も同様の加工でOK。今日は左のみ。
オマケ
作業をしていて、シャックルが片方無くなっているのに気づきました。
ターボカスタムやレッドショルダーカスタムの余剰パーツを探して付けてもいいのですが、
0.8mmのアルミ線がありましたので曲げて自作します。
ラジオペンチで曲げて作成。
バッチリです。おなかのフックなども折れた場合は金属で置き換え可能。
キャンドゥのジェネリックガンダムマーカーこと、モデラーマーカーのZライトグリーンで色を塗っておきます。ついでに鋳造表現でタミヤの液サフを塗ったままになっている右肩も緑に塗っておきます。
次は右腕をガワラ曲げ可能にしていこうと思います。
うしろから見ると 関節が少し目立ちます。
前面から見るとコレはカッコいいです!
今後の定番改造になりそうですねー
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