2022/01/18

ハセガワ1/72 A-4 E/F スカイホーク 製作(2)塗装

 ハセガワ1/72 A-4 E/F スカイホークを塗装します。

東京のアパートに塗装のための道具や塗料を置いてきてしまいましたので、自宅に残された限られた資材でなんとかします。

キャノピー以外はもういっぺんに塗ります

無塗装だとやはり光が透けますね。

黒サフをまず薄く吹き、グレーサフ→使いどころのあまりなかったホワイトサフ

明るめのグレーになるよう重ね吹きしていきます。

海軍のグレーにしてはまだ少し暗いか?

コクピットと機種の防眩塗装は黒サフで力づくでなんとか・・・

葉っぱ(笑)で黒部分をすこし覆ってグレーを吹いてなんとかこの状態に。



タミヤエナメルの黒と薄め液がありましたので、スミ入れというかウォッシングというかを行っていきます。

凸モールドの部分はなかなか難しいです。

機銃や爆弾などは濃い目に溶いた黒で筆塗り






凸モールドですが、モールドを中心に黒を入れ、パネルの中心を薄め液を含ませた綿棒でふき取っていきます。


空の鷹 ハセガワ1/72 A-4 E/F スカイホーク 製作

 ハセガワのファイティングファルコンを組み立て後、ハセガワの安い飛行機プラモの魅力に目覚め、1/72の A-4 スカイホークを購入しました。アマゾンで¥713円ナリ。

f-16もそうでしたが、パイロットがカメラ目線です。

 A-4 スカイホークという飛行機は、F-4ファントムやF-16の「F」ではなく「A」がついているところからもわかるように、飛行機と戦う「戦闘機」ではなく、地上攻撃などを行う「攻撃機」に分類されます。

 ただし小型軽量な機体に強力なエンジンの組み合わせにより空戦能力(運動性)も非常に高くドッグファイトに強い特性から、有名な米国海軍の「TOPGUN」で教官が操縦して仮想敵機として利用されました。映画のTOPGUNで教官が乗っていたのもこの機体です。良好な運動性能を生かして海軍のアクロバットチーム「ブルーエンジェルズ」にも採用されました。

機体左側と爆弾、増槽、誘導爆弾です。パイロットもいますね。

機体の右側と増槽、水平尾翼などです。

主翼です。

キャノピーです。
デカールです。海軍の空母搭載機と、海兵隊バージョンの2種類が付属しています。

パイロットと座席から組み立てます。

ディテールはちょっと・・・ですが、組み立ててしまえば気になりません。

古いプラモですが、パーツの合いはそこまで悪くありません。
左右接着する前に機種に重りを入れるのを忘れないようにしましょう。
私は釣り用の板おもりをハサミで切って仕込みました。

エアインテークの部分で大きな隙間が出来ますが、インテークのパーツの機体に接する側を少しヤスって調整してやればピッタリ合います。

上下主翼もそのままでは合いませんが、干渉部分を少しだけけずってやればはまります。

一番外側のパイロンの穴は、ピンバイスであける必要があります。
一応穴の位置がわかるようにモールドがあります。
接着後気づいたのですが、モールドがあったので位置に迷わず開けることが出来ました。

武装や着陸脚の組み立ても比較的シンプルで、あっという間に完成しました。

背面の「コブ」には電子戦用の各種機器が収められています。
右から出ているのは空中給油用のプローブです。

主翼の後ろのエアブレーキは開状態で作成しました。

上下方向にボリュームがあり、愛嬌のあるシルエットですね

なんとなくムーミンっぽいというか、ファントムの弟っぽい。

真ん中のパイロンには爆弾を搭載しました。6発積です。

背中の「コブ」が特徴的ですね。




ファイティングファルコンとのサイズ比較。

裏面。爆弾が良くわかります。増槽を外せばもう12発搭載可能。

ぶっといミサイルのようなものは最初期の誘導爆弾です。

ファルコンの裏面のほうは増槽×3とミサイル6発です。

ファントム・ファイティングファルコン・スカイホーク並べてみました。

遠近感で同じようなサイズに見えますが・・・

A-4 スカイホークのほうが2まわりほど小さいです。

(ほぼ)同時代の機体なので雰囲気はよく似ていますね。